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【海外発!Breaking News】犬小屋のような檻に幼い双子を閉じ込めていた両親逮捕(米)

TechinsightJapan / 2019年5月8日 15時50分

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多くの親は我が子が歩くようになると、一時も目が離せない状態になってしまう。しかし親として我が子を繋いでおいたり閉じ込めたりするというわけにも行かないが、このほどアメリカで双子の我が子を二段重ねの檻に入れていた両親が逮捕された。『ABC Action News』『New York Post』などが伝えている。

先月19日、米カリフォルニア州ノースカリフォルニアに住むレイモン・ゼンデハス(Ramon Zendejas、25)とその恋人メルカディエス・ウイリアムズ(Mercadies Williams、25)が逮捕された。2人を逮捕したモドック郡保安官事務所では、このように声明を出している。

「捜査令状により家宅捜査を行ったところ、銃が3丁と弾薬、そして大麻から濃縮物(ブタンハニーオイル)を抽出した形跡とメタンフェタミン、他にはベビーベッドに手を加えた犬小屋のような檻を上下に重ねた中に閉じ込められた双子の男児を見つけました。」

レイモンとメルカディエスは幼児を危険にさらした罪と薬物の不法所持に加え、薬物の製造容疑で逮捕され、モドック郡刑務所に勾留された。

しかしその後、2人は「双子を閉じ込めたのは事故を起こさないためであり、それは檻ではなくアマゾンでも買えるようなベビーベッドだ」と主張した。双子は1歳10か月ほどでよちよち歩きもできる頃とあって、保安官事務所では本人達が主張するように事故を防ぐ意味でベビーベッドに入れられたものと判断し、双子を危険にさらした罪を取り下げた。

だが同保安官事務所のテックス・ダウディ氏(Tex Dowdy)は、「双子の様子は誰が見ても衝撃を受けるものでした。どう説明していいのかわかりませんが、それは荷積み用の木箱に見えました」と語っている。

この双子を危険にさらした罪を取り下げた件に人々は納得しておらず、SNS上でも「アマゾンで買えるようなベビーベッドっていうけど、完全に檻に作り変えているじゃない!」「この双子が愚かな親のもとに戻るようなことにならないで欲しい」といったレイモンとメルカディエスへの批判が相次いだ。

そんな人々の願いに反して、後にメルカディエスは保釈金1万ドル(約110万円)を支払い身柄を解放されたという。同額の保釈金が設定されたレイモンは、現在も勾留中とのことだ。双子においては怪我や栄養失調などは見られず健康だったが、保護された後に監護権は児童保護局へ移されている。

画像は『ABC Action News 2019年4月24日付 New York post「Couple arrested for allegedly locking toddlers in cribs ‘secured to the wall like dog crates’」(Modoc County Sheriff’s Office)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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