【海外発!Breaking News】「誰か僕を殺して!」いじめに遭った小人症の9歳児に著名人らが支援(豪)<動画あり>
TechinsightJapan / 2020年2月23日 15時11分
子供達によるいじめはどこの国でも共通の問題のようだ。このほどオーストラリアに住む母親がFacebookに小人症が原因でいじめに遭っている息子の動画を投稿したところ、多くの関心を集めた。さらに動画を目にしたハリウッドスターやスポーツ選手らも、いじめられた男児に激励のメッセージを送っている。『New York Post』『news.com.au』などが伝えた。
豪クイーンズランド州ブリスベン在住のヤラカ・ベイルズさん(Yarraka Bayles)は今月19日、9歳になる息子クェイデン君(Quaden)を撮影した動画をFacebookに投稿した。そこには大粒の涙を流して顔を歪めながら泣いているクェイデン君の姿があった。
クェイデン君は生後3日目に、小人症を引き起こす遺伝子疾患の1つである軟骨無形成症と診断された。病気が原因で学校では度々いじめに遭っていたが、ある日クェイデン君を迎えに行ったヤラカさんは息子がいじめに遭っていることを知った。
車の後部座席に座ったクェイデン君は、いじめられた悔しさと悲しみに打ちひしがれていた。この時ヤラカさんは校長に連絡を入れ、息子の泣きじゃくる姿を動画に収めた。動画の中で、クェイデン君は涙ながらにこう叫んでいる。
「自分の心臓を突き刺せたらいいのに! 誰か僕を殺してくれ! 今すぐ死にたい!」
そしてヤラカさんは動画を撮影しながら、次のように語った。
「親達、教育者、そして学校の教師などに知ってもらいたい。これがいじめがもたらす影響です。いじめによってこうなったんですよ。自殺してしまうのは、もう一瞬のことなんです。皆さんはなぜ子供達が自殺するのか不思議に思うことでしょう。」
「これが私達家族をどれほど傷つけているかを皆さんに知ってもらいたい。息子がいつ自殺してしまうか、常に注意しなければならないのです。」
ヤラカさんは日常的ないじめからクェイデン君が脱することができるように、「学校は障がいについてもっと生徒達に教育するように力を入れて欲しい」とも述べている。この動画は3日間で2500万回以上も再生され、多くの目に触れることとなった。
するとこの動画のことを知ったオーストラリア出身でハリウッドスターのヒュー・ジャックマンが、Twitterを通じてこんなメッセージを送ったのだ。
「クェイデン、君は自分が思っているより強いはずだ。クラスメイトと何かあったとしても君には僕という友達がいることを忘れないで欲しい。みんな頼むよ。お互いに優しくなろうよ。いじめはダメだ! 人生に困難はつきものだ。だからみんな忘れないで欲しい。僕達の周りにいる全ての人が何らかの闘いに直面しているんだ。優しくしようよ!」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
原因は「両親の不仲」以外にも...親の姓を捨てた「2世セレブ」たちを一挙公開
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月27日 17時15分
-
【海外発!Breaking News】岩場で撮影中に行方不明になった16歳男性 大波にのまれる直前の映像公開(豪)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年9月10日 13時25分
-
「学校に行ったら殺される」壮絶ないじめの恐怖でひきこもりに…実母と義父の虐待から、高校生でギャンブル依存症になった男性(48)の地獄の日々
集英社オンライン / 2024年9月7日 11時0分
-
いじめた側の救済を描いた『ホワイトバード』公開決定 『ワンダー 君は太陽』のアナザーストーリーを映画化
ORICON NEWS / 2024年9月5日 9時8分
-
〈9月1日問題〉「LINEグループから追い出し」「裸写真とコラージュ」令和のいじめはSNSが主流? 一方「さらされて人生詰みたくないからいじめはしない」との回答も…
集英社オンライン / 2024年9月1日 9時0分
ランキング
-
1小林シェフのパリ宅に男3人侵入 強盗目的か、妻が重傷
共同通信 / 2024年9月29日 1時7分
-
2イスラエル軍がヒズボラ最高指導者・ナスララ師を空爆で殺害…地上侵攻の可能性も示唆、緊張高まる
読売新聞 / 2024年9月28日 20時55分
-
3韓国・工事現場で本当にあった衝撃の映像…空から無数の鉄板が「降り注いだ」
KOREA WAVE / 2024年9月29日 7時0分
-
4ナスララ師殺害「当然の報い」=大使館員家族に退避命令―米大統領
時事通信 / 2024年9月29日 6時17分
-
5台湾を総裁選前に訪問の石破氏、中国が「断固反対」…高市氏の敗北に安堵する向きも
読売新聞 / 2024年9月28日 9時24分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください