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【海外発!Breaking News】2歳孫の首を犬用ロープで繋いで買い物に行った祖母に擁護の声(南ア)

TechinsightJapan / 2021年9月9日 14時7分

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南アフリカ・ダーバン南部にあるイジンボコドゥウェニ(Ezimbokodweni)で、2歳男児が保護された。男児は祖母が買い物に出かける時、家の外を出歩かないよう首に犬用のロープを付けられていた。しかしこの件に関して、「これは祖母の愛情の結果」「なぜ誰も助けないのか」と祖母を擁護する声が多くあがっている。『Witness - News24』などが伝えた。

8月29日、この地方の区議員であるタビシレ・ズングさん(Thabisile Zungu)は近隣住民から「子供が首にロープを付けられている」という児童虐待と思われる通報を受けた。ズングさんや警察がその家に行き、男児を発見、警察官が男児を保護した。同じ家には小学6年生、高校3年生になる子供もいた。男児の首に巻かれたロープは、家の外にある木枠に繋がれており、食べ物や飲み物もなく炎天下に放置されている状態だった。まるで犬のような扱いの男児を見た人が「虐待を受けている」と思い、警察に通報したという。ここには子供たちの祖母(73)が住んでおり、祖母は外出中に男児が近所をうろつかないようにロープに繋いでいたのだろう―とズングさんは話している。

この祖母には娘がいたが、その娘が亡くなったため、祖母が娘の子供たち3人の面倒を見ることになったようだ。クワズール・ナタール州警察の警部グワラさん(Nqobile Gwala)によると、祖母は警察へ連行され、児童保護班および性犯罪班がこの件の調査を始めた。しかし9月1日に祖母が家にいるところを目撃されており、また裁判所にもこの件は登録されていないことから事件性がなかったもようだ。

祖母が孫への虐待ではなく、安全を確保するためにこの方法を取ったことについて、ソーシャルメディアでも「この方法は危険だし間違った行為だが、高齢の祖母にとって2歳という常に動き回る男児を守る方法だったはず」「子供にとっても祖母にとっても悲しい状況」「家の中に閉じ込めておくのも危険だから、仕方のない方法なのかもしれない」「近所の人や福祉はなぜ助けないのか」と逆に祖母を擁護する声が目立った。

クワズール・ナタール州社会開発省は、ソーシャルワーカーを派遣してこの家族の状況を確認しているとのこと。省が提携しているNGO団体が子供たちを保護したそうで、今後は適した施設を探していくとコメントしている。

画像は『Witness - News24 2021年9月2日付「Police rescue two-year-old boy tied to leash in Durban」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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