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【海外発!Breaking News】英在住のハリー・ポッターさん、原作小説より先に誕生も「本名と信じてもらえない」

TechinsightJapan / 2021年9月26日 12時5分

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世界中で知らない人はいないほど有名な“ハリー・ポッター”だが、イギリスには同姓同名でハリー・ポッターさんがいる。ファンの親が名付けたのかと思ってしまうが、原作小説が出版される前に命名されており、決して真似をして付けた名前ではない。ハリーさんは多くの場面で本名として信じてもらえず苦労しているそうだが、逆に得をしたこともあったという。『Metro』などが伝えている。

英ハンプシャー州ウォーターロービル在住の“ハリー・ポッター”さん(Harry Potter)は、8歳の時に映画『ハリー・ポッター』シリーズの原作小説と出会った。今は亡き父親デイヴィッド・ジェームズ・ポッターさん(David James Potter)が、本の表紙に息子と同じ名前が書かれていることに驚いて買ってきたという。

イギリスで原作小説が出版されたのは1997年であり、現在33歳のハリーさんは単純計算すると1988年生まれなので名前は『ハリー・ポッター』にあやかって付けたものではないことになる。

ハリーさんは「みんな信じてくれないんですよ。かつてサッカー選手だった時、自分の名前が“ハリー・ポッター”であると言っただけで、審判から『レッドカードを出すぞ』と脅されたことがあります。」

「またギリシャで今の妻であるフィリッパ(Philippa)と出会った時も、彼女に私のことを信じてもらえませんでした。多くの人がおちょくられていると思ってしまって」と有名過ぎる名前の苦労を明かした。

「何年もからかわれてきましたが、それにも慣れてきましたね」と話すハリーさんは、明るい性格のおかげで上手く対処できたという。



しかし嫌なことばかりではなく、この名前でラッキーなこともあった。ハリーさんは「12歳の時に映画『ハリー・ポッター』シリーズの1作目が公開され、『Big Breakfast』というテレビ番組のゲストとして招待されたのです。グウェン・ステファニーやベン・スティラーなどたくさんのスターたちに会うことができました」と嬉しそうに語った。

ハリーさんの姉であるケイティ・サインさん(Katie Sign、36)は、原作が出版された1997年に本が家に届いた時のことを「仕事を終えた父が突然ドアから飛び込んできて、『俺が持っているものを信じられないだろ!』と言って本を振りかざしていたのを覚えています」と振り返った。

当時のハリーさん一家は、その小説のタイトルを見て幼い頃のハリーさんのことでも書かれているのかと困惑したという。デイヴィッドさんはラジオで本のことを耳にし、急いで本屋へ買いに行ったそうだ。

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