【海外発!Breaking News】デング熱患者、ヨーロッパ各地で次々と確認。ついにイギリスでも。
TechinsightJapan / 2014年9月18日 19時15分
日本でも、大きな騒ぎとなっているデング熱の発生。すでに130名を超す患者が確認されている。それはヨーロッパの島国でも同様であった。このほどイギリスでも患者が確認され、人々に不安が広がっている。
東京都立代々木公園での発生を皮切りに、国内の各地で患者の発生が報じられているデング熱。地球温暖化なども原因となり、コレラ、マラリアなどと同様に世界レベルで発生危険地域が拡大していると懸念する声が多い。そのような中で、フランスやイタリアに続いてこのたびはロンドン南東部の英ケント州で患者が確認され、ヨーロッパ各地でいっきにデング熱への警戒感が強まっている。
日本では、これまでは60年以上にわたり国内感染例がなかったデング熱。ウイルスを媒介するのは主に「ヤブ蚊」だが、その中でも特に恐れられている種類がヒトスジシマカ(英名はAsian Tiger mosquito)。これはチクングニア熱、西ナイル熱、黄熱をもうつすことから、衛生害虫とされている。世界保健機関(WHO)は2010年以降フランス、クロアチア、イタリア、中国ほかで患者を確認したが、特に南北アメリカ大陸での2013年のデング熱患者は235万人であったと発表している。
ヒトスジシマカが北米に棲みついた原因は、東アジアから米国東部に輸出された古タイヤに含まれていた雨水。ヤブ、沼、池、公園ほかの水たまりを好み、春から晩秋まで生息する。長年デング熱を恐れてきた東アジアの人々は、異口同音に「家の周りでも地域でも、とにかく誰もが水たまりをなくす努力をするしかない」と語っていることから、行政に対して排水溝にフタをする、公園から噴水や池をなくすといった対策を求める声も次第に高まっているもようだ。
※ 画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
デング熱抗ウイルス薬候補のグローバル臨床開発開始へ、緊急使用許可取得を目指すHyundai Bioscience
共同通信PRワイヤー / 2024年4月23日 9時51分
-
【実話】吸血動物・ヒルを集めて稼ごう!19世紀イギリス、本当にあった「トンデモ職業」3選
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月20日 9時0分
-
「ドローン×AIでマラリア対策」が、第4回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「医療の部」を受賞
PR TIMES / 2024年4月5日 13時45分
-
DeSiM、ヨーロッパ周遊eSIMプランを拡充: 42カ国及び51カ国プランを新発売
PR TIMES / 2024年4月4日 19時15分
-
「感染症で死者続出」W杯予選ドタキャンの北朝鮮、国内で深刻な事態
デイリーNKジャパン / 2024年4月1日 6時1分
ランキング
-
1『9ボーダー』コウタロウの“過去”が怪しい「謎の1億円」「まさかのサスペンス展開」
ORICON NEWS / 2024年4月26日 22時57分
-
2中村仁美 陣内智則の家事不参加ぶりにプッチン「奥様のことを家政婦だと思ってるなって」
スポニチアネックス / 2024年4月26日 22時13分
-
3作曲家・久石譲氏、楽曲の無断使用に注意喚起「一切許可をいたしません」
ORICON NEWS / 2024年4月26日 20時26分
-
4元テレ東・福田典子アナ「ゴルフ中継の帰りに…」大ケガ告白 衝撃発言にスタジオから悲鳴
スポニチアネックス / 2024年4月26日 23時24分
-
5「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン / 2024年4月26日 17時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください