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2024年米大統領選挙共和党予備選、トランプ前大統領がバージニア州で勝利(米国)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年3月7日 11時50分

米国で3月5日、2024年大統領選挙に向けた共和党予備選挙が行われ、バージニア州ではドナルド・トランプ前大統領が勝利した。CNN(開票率95%)によると、得票率はトランプ氏が63.1%、対抗馬のニッキー・ヘイリー元国連大使は34.8%だった。ヘイリー氏は3月6日、選挙戦からの撤退を表明した(2024年3月7日記事参照)。

NBCが実施した出口調査によると、バージニア州共和党予備選挙投票者の42%が、今回の共和党候補への投票において最重要課題として「移民」を挙げた。。「経済」(33%)、「人工妊娠中絶」「外交政策」(いずれも11%)が続いた。また、どの共和党候補者が「国境警備」をうまく処理できるかとの質問については、トランプ氏が64%とヘイリー氏(33%)を大きく上回った。

バージニア州では、2004年以降、民主党が大統領選挙で勝利を収めており、2020年の選挙では、現職のジョー・バイデン大統領がトランプ氏に約10ポイントの差で勝利した。しかし、同州のロアノーク大学・政策と意見調査研究所が2月に実施した世論調査(注)では、バイデン大統領がトランプ氏を47%対43%でリードしているものの、2020年の大統領選挙結果よりも接戦になる可能性を示している(バージニア州地元紙「13 News Now」2024年3月5日)。同世論調査では、ヘイリー氏がもし共和党候補となってバイデン大統領と対戦する場合、ヘイリー氏が49%とバイデン氏(40%)を9ポイントリードしていた。

なお、同日に行われた民主党予備選挙では、CNN(開票率97%)によれば、バイデン大統領が88.7%の得票率で、著作家のマリアン・ウィリアムソン氏(7.8%)、ディーン・フィリップス下院議員(3.5%)に圧倒的な差をつけて勝利を収めた。

ジェトロの特集ページ「2024年米国大統領選挙に向けての動き」では、大統領選挙に関する最新動向を随時紹介している。

(注)実施時期は2024年2月11~19日。対象者はバージニア州の成人705人。

(樫葉さくら)

(米国)

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