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ベルリンで日本食と訪日旅行のPRレセプションを開催、日本の魅力を発信(ドイツ、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年3月27日 0時30分

ジェトロは3月4日、日本政府観光局(JNTO)フランクフルト事務所および在ドイツ日本大使館と共催で、日本食と訪日旅行の魅力をドイツの食品業界と旅行業界にアピールする「Japan Night Food & Travel」を開催した。ジェトロとJNTOによる食品の輸出と訪日旅行の促進に向けた連携に関する覚書を踏まえたもので、ベルリンの老舗ラグジュアリーホテル「シュロスホテルベルリン」において、国際観光見本市「ITB Berlin」(2023年3月31日記事参照)に併せて開催した。

会場には、レストラン格付け誌「ミシュランガイド」で星付きに選ばれたレストランを含むドイツ系の有名シェフ、ディストリビューター、旅行関係企業や、ドイツ系メディア、フードブロガーら約160人が参加した。

レセプション開始に際して、柳秀直・在ドイツ日本大使およびジェトロ・ベルリン事務所の岡本繁樹所長は、ドイツ市場での日本食人気の高さを紹介し、大阪・関西万博への来場も呼び掛けた。JNTOからは食をテーマにした訪日の魅力をアピールし、大阪観光局からは大阪・関西万博のテーマの1つである持続可能性と絡め、お好み焼きやたこ焼きなど関西圏のローカル食のみならず、大阪にミシュラングリーンスター(注)のレストランがあることも紹介した。

写真 柳秀直・在ドイツ日本大使館特命全権大使(在ドイツ日本大使館提供)

柳秀直・在ドイツ日本大使館特命全権大使(在ドイツ日本大使館提供)

レセプションでは、7自治体(北海道、長野県、京都府、大阪府、広島県、沖縄県、静岡県するが)が食と観光をテーマにしたブースで情報発信した。また、日本養殖魚類輸出推進協会提供のブリとマダイを使った料理、ホテルシェフによる日本産水産物の特徴の説明、公邸料理人による北海道産ホタテを使った料理、日本茶インストラクター協会による日本茶のテイスティング、震災被害を受けた福島県や石川県などの日本産酒類の提供などを行った。日本茶のテイスティングではベルリン在住の日本茶インストラクター田辺結美氏、日本産酒類の提供では伝統的酒造り保存会会長兼日本酒造組合中央会副会長の小西新右衛門氏から説明を行った。

写真 大好評だったブリのセビーチェ(©CH.Lietzmann)

大好評だったブリのセビーチェ(©CH.Lietzmann)

写真 田辺結美氏(右)による日本茶解説(©CH.Lietzmann)

田辺結美氏(右)による日本茶解説(©CH.Lietzmann)

写真 小西新右衛門氏による日本酒PR(©CH.Lietzmann)

小西新右衛門氏による日本酒PR(©CH.Lietzmann)

参加者からは、「旅行と食を組み合わせたイベントは、すごく良いアイデアだと思う。旅行会社のブースもバラエティに富んでおり、面白かった」「ブリ、タイ、ホタテの料理は、どれも味付けがユニークで、素材の質の高さが格別だった。今後は日本産食材の取り入れを検討したい」との声が聞かれた。

(注)ミシュランガイドによると、持続可能なガストロノミーに対し、積極的に活動するレストランに光をあてるシンボル。

(小飼志保、西村明子、小菅宏幸)

(ドイツ、日本)

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