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ポーランドの学生向けに日本食ワークショップを実施(ポーランド、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月5日 0時20分

ジェトロは326日、日本産水産物プロモーション事業の一環として、ポーランド北部オルシュティンの日本食レストランKINGYOと協力し、バルミア・マズリ大学食品科学部で美食学・料理芸術を専攻する学生向けに日本食ワークショップを行った。この学部では、料理人や飲食店経営者、食品製造の技術者、管理者、品質や安全の専門家などを目指す学生が学んでいる。

ワークショップでは、ジェトロ・ワルシャワ事務所のイボナ・ムロチェク所員が日本の食文化や日本産水産物の特徴についての講演を行った後、対馬水産の今田義幸社長がアルコールを使用した急速冷凍技術を用いて、アナゴやアマダイなどの新鮮な日本産水産物を世界中に流通させる取り組みについて説明した。また、KINGYOのシェフにより、日本産ハマチ、マグロ、アナゴなどを使用した手巻き寿司(ずし)のワークショップが実施され、学生がおのおの好みの具材で手巻き寿司作りを行い、簡単で楽しくおいしいと満足の声が聞かれた。

ポーランドにおいて日本食レストランは約870店舗あり、現地の日本食材取扱業者によると、年1割ほどのペースで増えているという。日本人のラーメン研究家や寿司チャンピオン、日本食を熱心に研究する現地シェフが複数おり、レストラン関係者向けのワークショップや料理学校などを通して本物の日本食を広めていることが、同国の日本食市場の拡大と質の向上に貢献しているといえる。

本ワークショップを実施したバルミア・マズリ大学では、KINGYO協力の下、新たに日本料理の授業が行われる予定だ。KINGYOの担当者は、学生への日本食教育を通して、ポーランドにさらに日本食レストラン・シェフが増えることを期待していると語る。

写真 対馬水産による講演(ジェトロ撮影)

対馬水産による講演(ジェトロ撮影)

写真 ワークショップの様子(ジェトロ撮影)

ワークショップの様子(ジェトロ撮影)

写真 ワークショップの様子(ジェトシャシン

ワークショップの様子(ジェトロ撮影)

(柴田紗英、イボナ・ムロチェク)

(ポーランド、日本)

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