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2024成都・WineConが開催、日本産酒類を扱う20社出展(中国、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年3月25日 1時50分

ジェトロは、中国・成都市内のシャングリラホテルで31619日の4日間、ワインやウイスキーなどの輸入酒類をテーマとした「2024成都・WineCon」に、ジャパンパビリオンを出展した。出展企業社数は約500社(ワインセラーや酒類インポーターなど)で、会期中の入場者数は延べ76,000人だった。ジャパンパビリオンには、上海市や北京市など中国沿海地域や四川省成都市の日本酒類輸入業者、卸売業者20社が出展し、計350種類以上の日本産酒類をバイヤー向けにPRした。

会期中、ジェトロと日本酒造組合中央会は共同で現地バイヤー向けに「日本蒸留酒-本格焼酎・琉球泡盛」セミナーを実施し、参加者に各種の焼酎・泡盛を試飲提供したほか、飲み方や特徴などを紹介した。

日本酒インポーターの出展企業からは、「(東京電力福島第1原子力発電所の)ALPS処理水問題や中国の消費低迷などの影響で、2023年の日本酒の販売額は前年比で大きく減少した。2024年も影響が続く見込みだが、消費者のニーズを研究し、内陸地域でも販路開拓を取り組んでいくことが重要」とのコメントがあった。焼酎を扱う出展企業からは、「2023年の日本の対中焼酎輸出は2022年と比較すると、大きく減少した。中国の景気減速による消費低迷が最大要因とみられる。これまで日本料理店でよく売れていた高価格帯の日本酒類は売れなくなった。一方では、720ミリリットル(ml)の販売価格帯は150200元(約3,150円~4,200円、1元=約21円)の焼酎のニーズが高まってきた」との声が聞かれた。

写真 2024成都・WineConの様子(ジェトロ撮影)

2024成都・WineConの様子(ジェトロ撮影)

(王植一)

(中国、日本)

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