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猫嫌いの住人に雑に扱われ泣き叫んでいた“3匹の子猫”。7年後のふくふく姿に和む

女子SPA! / 2024年2月22日 8時45分

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【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.135】

「奇跡が重ならなかったら、この子たちは今こうして生きていなかったかもしれない。立派に大きくなってくれたことが感慨深いです」

 3匹の黒猫と暮らすイマ太さんは愛猫の成長を振り返り、そんな想いを噛みしめます。

 おうちで暮らす黒猫たちは、血の繋がった兄弟猫。行き場を失い、命を落としそうだった時、心優しい保護主さんと出会い、命が紡がれました。

◆子猫を洗面器に放り込む光景に胸を痛めて……

 物心ついた時から、動物の保護や介護などをしてきたというイマ太さん。なぜか動物に好かれる体質で、動物園に行くと動物がおやつを差し出してきたり、誰も触ることができない子猫10匹以上を抱っこしたりして、周囲を驚かせたこともあります。

 イマ太さんが3兄弟と出会ったのは、2018年のこと。3兄弟は、イマ太さんの知人Aさんが近所の庭で見つけた子たちでした。

 当時、3兄弟はまだ子猫。子猫が庭に現れたことから、その家の住人のCさんは役所に通報するも、「何もできないので、迷惑なら追い出して。モスキート音が発生する装置は貸します」と言われたそう。

 それを聞いたCさんは信じられない行動に。なんと、3兄弟を道路脇の洗面器に放り込んだのです。

◆イマ太さんのことが頭に浮かんだ

 偶然、その現場を目撃したイマ太さんの知人Aさんは声をかけて状況を把握。母猫が戻り、子猫を連れて引っ越す可能性があるため、ひとまず様子を見てほしいと懇願しました。

「逃げ場のないところに追い込まれて困ったみたいで、子猫たちは洗面器から出て道路をウロウロしていたそうです」

 Aさんがダンボールを持参して説得を続けると、Cさんはなんとかダンボール内に子猫を入れてくれたそう。しかし、ダンボールが置かれた場所はカラスが多く、日が当たる道路上。ダンボール横には、モスキート音が発生する装置も設置されました。

 子猫たちの命がいつ奪われてもおかしくない状況を看過できなかったAさんは動物愛護団体や役所などに電話相談するも、協力が得られず、絶望します。その時、頭に浮かんだのがイマ太さんでした。

◆手のひらサイズの3兄弟が“ふっくらにゃんこ”に成長

 当時、イマ太さんは保護ボランティア宅から2匹の猫を迎えようと考えていましたが、事情を聞き、消えてしまうかもしれない3兄弟の命も救いたいと感じたそう。そこで、検討していた猫たちと共に3兄弟も自宅へ迎え入れました。

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