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橋本マナミ、39歳「テレビの“お色気キャラ”は演じていた」1児の母となった現在の心境

女子SPA! / 2024年2月22日 15時46分

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 俳優の橋本マナミさん(39歳)が、公開中の映画『身代わり忠臣蔵』に出演中です。遊郭の花魁・高尾太夫役で、ムロツヨシさんや永山瑛大さんと共演。短いシーンながらも、存在感を残しています。

 映画以外でもドラマでの活躍も目覚ましく、福田麻貴(3時のヒロイン)主演の「婚活1000本ノック」、月10ドラマ「春になったら」など、話題作への出演が続いている橋本さん。プライベートでは結婚・出産を機に、それまでの価値観が180度変わったと言います。

 そして40歳を前に「いろんな経験をしたい」とも。本人にお話を聞きました。

◆お芝居には「人間性が全部出る」

――最近は、映画では今回の映画『身代わり忠臣蔵』、ドラマでは福田麻貴(3時のヒロイン)主演の『婚活1000本ノック』、月10ドラマ『春になったら』など出演が続き、今年は40歳の節目も迎えられると思いますが、決意新たにすることなどありますか?

橋本マナミ(以下、橋本):やっぱりお芝居が一番好きなんです。『身代わり忠臣蔵』の花魁みたいな役だけでなく、正反対の全然違うような役もいただけたりしてきたので、もっともっと人間的にいろんな経験をしたいと思っています。子どもを産んだこともわたしの中でとても世界が広がり、まだ経験したことがない感情などを感じることができたので、丁寧に毎日の生活をおくりつつ、そういうことをお芝居にも活かしていけたらなって。そういう人間性が全部(お芝居には)出ると思っているんです。

――『身代わり忠臣蔵』では遊郭の花魁役ということで、役柄についてはどう理解して演じたのですか?

橋本:高尾太夫は花魁の中でトップにいる人なのですが、その仕事を選ぶ背景にあるであろう生い立ちやつらさなどを全部自分の中で乗り越えて、あそこまでの地位を築いている人だと理解しました。つらい過去はあるけれど、自信や男性を包み込む母性を大事にして演じました。

――ムロさんのまるで子どものように自由奔放なお芝居の影響もあったと思いますが、確かに表情や佇まいに包み込むような母性のようなものを感じました。

橋本:トップに立つ存在感みたいなものも出せたらいいなと思ったのですが、なかなかそれって難しいんですよね。なので、落ち着きだったり、そういう点は意識しました。所作の先生はいらっしゃらなかったのですが、動きも指先までしっかり意識して丁寧に演じました。

◆子どもを産んだことで、ひとつ強くなれた

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