1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

篠原涼子の“お笑いとの相性”が良い理由。番組で語った『ごっつええ感じ』への想いからわかること

女子SPA! / 2024年4月20日 15時45分

写真

『イップス』(フジテレビ)公式サイトより

 水を得た魚のように、こんなにいきいきとした篠原涼子を久しぶりに見た。

 毎週金曜日よる9時から放送されている『イップス』(フジテレビ)でミステリー作家を演じる篠原が、かなりいい。W主演となるバカリズムとの相性がいいのだろうか。

 イケメン研究をライフワークとする“イケメン・サーチャー”こと、コラムニスト・加賀谷健が、篠原涼子とお笑いとの相性を読み解く。

◆実年齢に合わせてカッコよさが増す人

 筆者のようなアラサー世代にとっての篠原涼子は、やっぱり『アンフェア』(フジテレビ、2006年)の刑事役の印象が強い。永山瑛太扮する相棒刑事とともに、場合によっては銃を発砲して犯人を逮捕する。

 スパパンと切れ味鋭い篠原のカリスマ性が、圧倒的な魅力を放っていた。同作放送から10年近く経ってもその魅力は変わらず、恋愛アプリの会社に勤務する40歳の主人公を演じた『オトナ女子』(フジテレビ、2015年)でも依然としてイケイケ。

 冒頭の出勤場面。髪をかきあげ、タクシーを呼び止めようとするが空車ではなかった。呼び止めようとしたその手で眼鏡をかける。流れるような一連の動作。同作の篠原を見て、実年齢に合わせてカッコよさが増す人だなと思った。

◆『ごっつええ感じ』での“不適切”な扱い

 翻って、グッと若い頃の篠原はどうだったか。『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ、1991~1997年、以下、『ごっつええ感じ』)に出演していた当時は、カッコよさのイメージとはかけ離れていた。でも今見るとそれが意外すぎて逆に新鮮に映る。

『ごっつええ感じ』へのレギュラー出演は、1991年から。当時篠原は18歳。時代性もあってか、篠原は不適切な扱いを受けまくる。コント職人としての才覚冴えわたる松本人志の面白さが、まだ不適切を勝っていた時代かもしれない。特に松本がキャシィ塚本という料理研究家に扮するコントが滅法面白い。

 真面目に料理を作り始めたかと思いきや、食材をめちゃめちゃにしながら、怒涛の暴力的展開になるのがお決まり。助手役の今田耕司と篠原には容赦なく平手打ちをくらわせ、篠原は必死でタイミングを合わせながら血糊袋をおでこにあてる。今じゃ考えられないコント番組時代だった。 

◆“ごっつ”で習得したお笑いマナー

 そんな時代について、『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京・2023年10月19日放送回)にゲスト出演した篠原が言及した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください