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宮内庁のインスタフォロワーが130万人超え!天皇家との人気格差が懸念される秋篠宮家、紀子さまが仕掛ける「バラバラ大作戦」

週刊女性PRIME / 2024年5月10日 7時0分

4月30日、紀子さまは東京都清瀬市の博物館で結核に関する展示をご覧になられた

「指定難病である『潰瘍性大腸炎』などに用いられる医薬品を、宮内庁が大量に購入していると一部で報じられました。その購入金額は累計で2千万円以上。紀子さまの治療に使われているのではと話題になっています」(皇室ジャーナリスト)

紀子さまの胃腸の不調

 宮内庁は昨年末、皇嗣妃・紀子さまの胃腸の不調を発表。発表後は宮中祭祀や公務を控えられるなど、体調を考慮されることもあったが、最近はお出ましの機会が多くなっている。

 4月26日、紀子さまは石川県の金沢大学附属病院を訪ね、能登半島地震直後の医療状況について説明を受けられた。陪席していた同病院の看護部長・辻千芽さんは、紀子さまからあるプレゼントを受け取ったという。

「キルトで作られたチューリップのような形の花束を手渡され、“震災があってから、私にできることは何かあるだろうかと考え、この花束を作ろうと思いました”とお話しいただきました。お花は2種類の布で作られていて、“青色は医療の色ですよね”とおっしゃっていたので、意図的に水色で作られたのだと思います。今は病院の正面玄関にあるガラス張りのケースに保管しており、“紀子さまからいただきました”と説明書きを添えて飾っています」

 結核予防会の総裁を務められていることもあり、4月30日には、結核に関する展示をご覧になるため、東京都の清瀬市郷土博物館を訪問された紀子さま。館長を務める古川百香さんは、そのときの会話をこう振り返る。

「町が支え合って発展してきたのですね」

「清瀬の歴史の展示をご案内し、中でも結核の常設コーナーをメインでご覧になられました。結核の展示だけではなく、古代の人々の生活を紹介する展示についても非常に興味深くご覧になられていました。

 清瀬市が村から町、町から市へと発展していった経緯の一つとして、病院街が形成されたということが、大きなポイントとなっています。紀子さまは、かつて賑わった病院近くの商店街などの写真をご覧になられ、“患者さまや病院関係者の方、商店街の方など、いろいろな方たちの関わりがあって、町が支え合って発展してきたのですね”と関心を持たれていました」

 紀子さまが石川県を訪問される1週間ほど前に、同じく秋篠宮さまも石川県を日帰りでご訪問。能登半島地震で被災した前田農園の前田忠男さんと懇談された。

「農家の被害状況をご覧になられた後、納屋でお話ししました。地震直後の1月4日の新聞が手元にあったので、その写真をお見せしながら、地震で義父が亡くなったことをお話ししました。秋篠宮さまは新聞を手に取り、新聞に載っていた妻の実家の写真と私のきょうだい夫婦の写真を見て、“大変でしたね”と声をかけていただきました。

 施設や団体を訪問されているお姿はニュースで拝見しておりましたが、個人のところに赴くのは珍しいことだと思っています。帰り際に、“来てくださったことで、これからの心の支えと仕事の励みになりました”とお伝えしました」(前田忠男さん)

バラバラに活動される理由とは

 ほぼ同時期だったにもかかわらず、別々で石川県を訪問された秋篠宮ご夫妻。「公務の効率化を図る意図もおありなのだろう」と話すのは、ある皇室ジャーナリスト。

「ここ最近は別々でお出ましになられている印象です。皇族の人数が減り、公務の担い手が少なくなっているので、今回別々で石川県を訪問されたことも、自分たちができる範囲で多くの場所を訪れようという思いがあったのでしょう」(同・皇室ジャーナリスト)

 “バラバラ”に活動されている秋篠宮ご夫妻の姿勢について、元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司さんは、

「秋篠宮皇嗣殿下は、令和3年のお誕生日に際しての記者会見で、皇族数の減少と公務のあり方に関して“今いる人数で行っていくしかない”とか“夫と妻と別々に違うものに出れば、1つしかできないところが2つになる”ということをおっしゃっていますので、そのお考えが根底にあるのかもしれません。被災地に関しては、さまざまな寄り添い方があります。秋篠宮同妃殿下は、両陛下とは違う形で訪問されましたが、この形もいいことだと思いました」(山下さん、以下同)

 秋篠宮家の“バラバラ大作戦”をプラスに捉える山下さん。そんな山下さんは、開設からわずか1か月で130万フォロワー超と、好調の宮内庁のインスタグラムに対し、ある懸念があると語る。

「投稿に対する“いいね”の数が一般の人にも見える仕様になっています。現在は、両陛下のご活躍が中心ですが、今後、秋篠宮ご一家に関する写真が投稿されると“いいね”の数が比較されるのは目に見えています。一般の人が、好き・嫌いなどの感情を持つのは当然ですが、皇室制度において人気は関係ありません。宮内庁は人気を数字で可視化できるようにすることは避けるべき」

 両家が比較される懸念は当然残りつつも「秋篠宮家にもSNS戦略は必要」と、ある宮内庁関係者は話す。

「フォロワー数の比較は避けられないでしょうが、アカウントを別に開設したほうがよいのではないでしょうか。今のインスタグラムは天皇、皇后両陛下のお考えが最も尊重されているはずです。逆に、秋篠宮家のお考えは反映されにくくなっていることでしょう。専用のアカウントを作ることで、秋篠宮家のお考えが反映されやすい形にしたほうがよいと思います」

 前出の皇室ジャーナリストも、秋篠宮家専用のアカウントの作成に賛同する。

「秋篠宮家の意思を尊重する意味でも、天皇家とは別のアカウントを作るべきだと思います。将来即位される立場の方がおふたりもいらっしゃる宮家ですし、数十年後を見据えた皇室の広報に関するお考えはあるはずですから」

 皇族としてのご活動や、SNS戦略に関しても“バラバラ”で行うことが秋篠宮家の秘策となるか─。

山下晋司 皇室解説者。23年間の宮内庁勤務の後、出版社役員を経て独立。書籍やテレビ番組の監修、執筆、講演などを行っている

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