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裏金、統一教会…与党への不信とだらしない野党 政治に責任求める有権者

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年10月9日 22時20分

立候補予定者の訴えに耳を傾ける有権者=9日午後(画像の一部を修整しています)

 衆院が9日に解散し、与野党が激突する選挙戦は事実上火ぶたが切られた。「国民の経済、暮らしを守り、国の安全を守る」と掲げる石破新内閣の信を問う政権選択選挙。政治の信頼は回復できるのか、足元の暮らしは良くなるのか─。神奈川県内の有権者は冷ややかな目を向けながらも、明日への切実な願いを訴えた。   

 「首相の言葉には納得も共感もできない」「どの政治家の言葉も信用できない」。寒さが増した街頭を足早に行き交う人々が、口をそろえる。とりわけ目立ったのは、今の政治に対する不信の目だ。

 「裏金問題や旧統一教会問題などの不祥事をうやむやにしようとしている」。横浜市緑区の50代女性は、政策論争を棚上げして衆院解散に踏み切った石破茂首相の姿勢に失望したという。

 首相が自民党総裁選で「この政権は何を目指そうとしているのか、予算委員会で国民に示せた段階で信を問いたい」と語っていたことに触れ、言行不一致の「手のひら返しだ」と語気を強めた。

 一方、真鶴町の自営業男性(55)は「誰が首相になっても変わらない」と冷ややかだ。「野党もだらしない」とし、各党の勢力が拮抗(きっこう)した緊張感ある政治への変革を求めた。自民党が「裏金議員」の多くを公認することについては、「説明から逃げている議員は責任を果たしていない。仮に選挙で再選されてもリセットされない」とし、党として真相を解明するべきだと訴えた。

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