注目！小悪魔なら「初デートで脱ぐ」のもありらしい

『最初のデートでキス以上なんてもってのほか。軽い女だと見なされます』
という教訓はまあ定番ですね。
私だってそれに近いことをさんざ書いてきましたが、敢えてそれを破り、
「禁じ手」を使って恋を成功させる、意中の人を惹きつけることも出来るんだとか。
つまり！ 初デートで脱ぐ、のもありってこと。
「それならそうと早く言って欲しかった」って？！

でもね、
これを成功させるにはある要素が必要なんです。
それは……はい、小悪魔力！！ です。

禁じ手を逆手にとる

テクニックやマニュアルに振り回されるより、自分が振り回すのが「小悪魔」。
彼女らは、計算なんかしないで（それが計算だったりするんだけど）直感や欲望に身を任せます。でもそのあとが小悪魔力の見せどころ。
いきなり”大ごと”まで進んでしまった分、2回目、3回目を“おあずけ”にするんです。
「いつでも、軽く応じる女」というイメージを、さらりと、さわやかに裏切るんです。禁じ手を逆手にとって悶々とさせちゃえば、都合のいい女になんてならないってわけ。

何もかも自分の意思で

男性はハンターの本能、女性は巣作りの本能を持つといいます。だから、つき合い出した初期ほど、男性は相手を攻略しようと全てにおいて積極的、女性はそこに巻き込まれながら生活を求めていく。……愛の速度も目的のベクトルも、微妙に食い違っているんです。
そこをうまくコントロールして、自分のペースに持ち込むのが「小悪魔」。
「銀座小悪魔日記」で有名な元祖小悪魔・蝶々さんの言葉をご紹介しましょう。

『男が望むまま素直に服を脱いだり、会えばすぐに密室コースじゃ、半年以内で飽きられる。なにも、「そればっかりじゃイヤなのおっ」と泣き叫ばずとも、別のイベントを提案するとか、「きょうはお話してたーい」と抱きついて、じらすだけじらして、終電で帰るとか。で、どんなに男が貧乏でも、ホテル代はビタ一文払わないこと。（中略）小悪魔は、きちんとエスコートしたデートをして、楽しませて、思いやり、ときには贈り物もしないことには「できない女」だと、男に初期の段階でわかってもらうのだ。』

初デートで脱ぐか脱がないか、よりも、その”価値”を分からせることの方が重要なんですね。
気まぐれに身を投げ出すことも、かと思えば頑固に許さないことも、何もかも自分の意思を中心に行うのが「小悪魔力」。
彼女のためには、精一杯の愛情と投資が必要なのだと、早いうちに相手の脳に刷り込めば、軽んじられて泣かされることなんてあり得ません。

おわりに

いかがですか？
「清楚で上品なお嬢様タイプが好き」なんて言ってる男性に限って、実は小悪魔的な女性に振り回され、心を奪われてみたいという「小悪魔願望」を持っているとか。
もしあなたが初デートで勢いがついて「しくじっちゃった」としても、悩まない悩まない。大切なのは2回目から、かも。
本命になるか、軽く見られるか、その先が肝心なんです。
愛される女性になるチャンスを逃さないよう、「小悪魔力」を忘れないで。

 

参考文献
「小悪魔な女になる方法」　蝶々　　集英社文庫
Photo by anka nevasilyeva