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「暴食・嘔吐の繰り返し」…韓国の摂食障害患者、4年で50%↑

KOREA WAVE / 2024年3月13日 17時0分

ソウルのある医院の前でダイエット薬を処方してもらうために並ぶ市民(c)NEWSIS

【KOREA WAVE】ソウル市九老区(クログ)のある医院。今月2日、記者が午前5時過ぎに訪れると、既に8人が順番待ちをしていた。整理券が配布される午前8時、その人数は39人に膨らんだ。

ここはダイエット薬を処方することで有名になった医院だ。院長は昨年11月、麻薬類管理法違反の疑いでソウル九老警察署に立件され、取り調べを受けている。院長が過剰処方したフェンディメトラジンは食欲減退剤として使われるが、乱用の危険があり、向精神薬に分類されている。

医院で処方箋をもらって出てきた患者について行った。患者は薬局でダイエット薬を2カ月分処方してもらった。薬剤師は「2カ月目の薬が強いので、必ず1カ月目の薬を先に飲むように」と念入りに注意した。

拒食症や過食症など摂食障害を患った人々はダイエット薬やサプリメントを簡単に入手できることに疑問を呈した。6年間も過食とおう吐を繰り返す患者は「簡単に薬を受けることができる病院もあった。副作用が心配で飲まなかったが、その気になれば薬を手に入れることができるという事実が怖かった」と回想した。

国民健康保険公団の資料によると、2018年~2022年に摂食障害で診療を受けた人数は5万213人。2018年の8321人から22年には1万2477人へと49.9%増加した。この数字は摂食障害と認知して診療を受けた患者の数であり、実際の患者はさらに多いと見られる。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News

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