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「試験管ベビー」の息子、血液型が違う…韓国・大学病院医師「突然変異だ、しっかり育てろ」と嘘

KOREA WAVE / 2024年3月25日 7時0分

(c)news1

【KOREA WAVE】ソウルのある大学病院の有名産婦人科医が、他人の精子を使って試験管で受精させた――こんな疑惑が持ち上がっている。子どもの親から「なぜ子どもの血液型が私たちと違うのか」と詰問され、医師は「血液型の突然変異」だと言い逃れしたという。

韓国MBCラジオ「キム・ジョンベの視線集中」で今月14日、この問題が取り上げられた。

それによると、不妊で苦しんでいた夫婦が1996年、ある大学病院を訪ねて試験管で受精し、1997年春に息子、続いて娘も同じ医師によって試験管で授かったという。

息子が5歳の時、肝炎抗体検査のために小児科を受診した際、夫婦とも血液型がB型なのに息子はA型だとわかった。これについて、医師は「試験管で受精すると、しばしば血液型の突然変異がある。安心してしっかり育てなさい。あなたたちの子どもだ」と伝えたという。息子はその後、ソウル大学を卒業するなど、一家の自慢となった。

だが息子が25歳になった2022年、「もしや」という気持ちで遺伝子検査をした結果、「父親と一致する遺伝子は一つもない」という検査結果を受けた。夫婦が医師に「われわれに説明した突然変異の資料をもらうことができるのか」と迫ると、医師から返答はなく、その後、姿をくらましたという。大学病院側は「その医師は2018年に退職している。当時の記録もない」と責任を回避しているという。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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