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レクサスの旗艦「LC」にコンバーチブル登場! 過去にもあった「屋根開きレクサス」とは

くるまのニュース / 2020年6月23日 19時10分

レクサスのフラッグシップモデル「LC」に、ソフトトップオープンモデル「LC500 コンバーチブル」が登場した。レクサスには以前にもオープンモデルが存在していたという。どんなクルマだったのか。

■フラッグシップ・コンバーチブルは1500万円から

 レクサスのフラッグシップモデル「LC」に、ソフトトップオープンモデル「LC500 コンバーチブル」が登場した。レクサスには以前にもオープンモデルが存在していたという。それはいったい、どんなクルマだったのか。

 2020年6月18日、レクサスはフラッグシップクーペ「LC500h/LC500」を一部改良。また進化形として「LC500コンバーチブル」を新たに追加、7月15日に発売する。

 LC500コンバーチブルは、クーペモデルLCをベースにしたオープントップモデル。ルーフを開いても閉じても美しいシルエットのコンバーチブルを目指し、オープン時にはソフトトップが完全に格納される自動開閉式トノカバー付きのフォールディング機構を採用。

6月18日に発表、7月15日に発売されるレクサス「LC500 コンバーチブル」6月18日に発表、7月15日に発売されるレクサス「LC500 コンバーチブル」

 またソフトトップの材質や質感、骨格と素材の貼り具合を徹底的に検証することで、ルーフクローズ時にクーペのような美しいルーフラインとなるよう、こだわったという。

 ソフトトップを採用することで、車両重量の軽量化に貢献。さらにルーフの収納スペースを最小化し、ルーフオープン時の美しいスタイリングを実現している。また吸音材を組み合わせた4層構造とすることで優れた静粛性も実現する。

 ルーフの開閉時間は約15秒。約50km/h以下ならば走行中も開閉可能だ。

 LC500コンバーチブルは、全長4770mm×全幅1920mm×全高1350mm、ホイールベースは2870mm。搭載エンジンは477ps・540Nmを発生する5リッターV型8気筒で、10速ATを組み合わせる。駆動方式はFR(後輪駆動)で、WLTCモード燃費は8.0km/Lだ。

 車両価格は1500万円(消費税込、以下同)。特別仕様車の「Structural Blue」は1650万円となっている。

※ ※ ※

 今回登場したLC500コンバーチブルは、現在のレクサス・ラインナップのなかで唯一のオープンモデルとなる。

 だが、過去にはレクサスブランドでオープンは2モデルが存在していたという。そんなオープンモデルを見ていこう。

■電動メタルトップルーフを持った過去のレクサス・オープンカー

●レクサス「SC」

 レクサス「SC」は、初代が1991年に発売された、レクサスブランド初のクーペモデルだ。当時は日本でレクサスが開業していなかったため、同モデルは日本においてはトヨタ3代目「ソアラ」として販売されている。

 そして、2001年にフルモデルチェンジをして登場したのが、電動メタルトップを持つカブリオレモデルとなる2代目SCだ。

レクサス「SC430」レクサス「SC430」

 欧州デザインスタジオが担当したスタイルは、曲面を多用したなめらかなデザインで、先代SCのシャープなエクステリアとは異なるもの。全長4515mm×全幅1825mm×全高1355mmというサイズで、2+2のシート構成だった。

 新開発された電動開閉式メタルトップは、スロースタート・スローストップ制御により開閉それぞれ約25秒のなめらかな動作を実現。レクサス「LS400」に搭載されていた、280ps・430Nmを発生する3UZ-FE型4.3リッターV型8気筒エンジンを搭載。「SC430」として北米を中心に人気を博した。

 このモデルは、日本では2001年4月3日に、4代目ソアラとして登場した。車両価格は600万円(消費税抜)だった。

 ソアラは3代目まで、2ドアクーペのスペシャルティカーとして人気を博していたが、ソアラ発売から20年という節目を機に、2+2のカブリオレとして大きく路線変更。従来のファンには賛否両論があり、販売台数は伸び悩んだ。

 2005年8月に、日本国内でのレクサスブランド開業に伴いトヨタ店・トヨペット店で販売されていたソアラは終了、「SC430」としてレクサス販売店で扱われた。SC430は2010年7月に生産が終了された。

 SC生産終了のあとレクサスの大型ラグジュアリー2ドアクーペ(カブリオレ)は、2017年にLCが登場するまでラインナップから消えていた。

●レクサス「IS C」

 2009年5月7日に発売されたレクサス「IS 250C」は、Dセグメントスポーツセダンの2代目「IS」をベースにしたコンバーチブル2ドアクーペモデルだ。

レクサス「IS250C」レクサス「IS250C」

 IS250Cは、コンパクトに折り畳める3分割のアルミ合金製ルーフ「電動開閉式メタルトップ」を搭載。オープン/クローズともに約20秒という、短時間かつ静かな開閉を実現した。

 ボディサイズは全長4635mm×全幅1795mm×全高1415mm、ホイールベースは1730mm。後部座席を持ち乗車定員は4名だった。

 215ps・260Nmを発生する4GR-FSE型2.5リッターV型6気筒エンジンを搭載。6速ATが組み合わされ、10・15モード燃費は11.2km/Lだった。当時の車両価格は495万円から535万円(消費税込)。

 2010年8月にはISのマイナーチェンジと機を同じくして、2GR-FSE型3.5リッターV型6気筒エンジンを搭載した「IS350C」も登場している。車両価格は620万円だった。

 IS250C/350CのベースとなったISは、2013年5月にフルモデルチェンジされ、3代目に進化した。IS Cは従来型のまま継続販売されていたが2014年5月に国内での販売を終了した。以来ISにコンバーチブルモデルは登場していない。

※ ※ ※

 先日発表されたLC500コンバーチブルは、IS C以来、レクサスとしては5年ぶりとなるオープンモデルだ。ソフトトップの採用はレクサスの市販車としてははじめてとなる。

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