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全長5m超え&超豪華!? 自分で運転はしない? 国産デカすぎモデル達

くるまのニュース / 2020年9月13日 11時10分

日本では、軽自動車やコンパクトカーなどボディサイズが小さくて扱いやすいクルマが人気です。しかし、そんななかでも全長5m超えの超デカい国産モデルも存在。どのようなモデルなのでしょうか。

■全長5m超えの国産高級セダンはやっぱりスゴい

 巷では「大きいことはイイことだ」ということもありますが、クルマに関しては大きいほど日本の道路で運転がしづらい傾向にあります。
  
 土地や道路が日本よりも広大な海外では大きいクルマは一般的ですが、日本向けに国産メーカーが販売するなかにも、全長5m超えのクルマが存在するのです。どんな大きなクルマがあるのでしょうか。

●トヨタ「センチュリー」

 トヨタが誇る「センチュリー」は、1967年に初代モデルが発売されてから1997年に2代目モデルへとモデルチェンジするまで30年間に渡り販売され続けました。

 その21年後の2018年には、3代目の現行モデルが発売されるなど1代1代が長い歴史を持っています。

 現行モデルは、2代目に比べて排気量はダウンサイジングされましたが、5リッターV型8気筒エンジンと電気モーターによるハイブリッドシステムにより、システム最高出力は431馬力を誇ります。

 外観デザインは2代目と比べてだいぶモダンに変更されたものの、随所に歴代センチュリーのイメージを踏襲したことで、ひと目でセンチュリーとわかる外観です。

 ボディサイズは全長5335mm×全幅1930mm×全高1505mmと、2代目に比べて全長が+65mm、全幅が+40mm、全高が+30mm拡大され、車内の居住性を向上させています。

 また、特徴的な部分として手彫りの金型から作り出す鳳凰のエンブレムと七宝文様のフロントグリルで構成されるフロントマスクを採用。

 さらに、7層に渡る塗装や柾目(まさめ)の本杢パネルなど、「匠」と呼ばれる熟練の専任作業者たちが、感覚を研ぎ澄ませて手作業で組み立て、最終検査までをおこなっています。

 センチュリーの価格(消費税込、以下同様)は1996万2963円と、2代目と比べて大幅にアップしましたが、「後席は上座」とおもてなしを具現化した内装などを考えると、海外の高級サルーンに比べて割安に感じるかもしれません。

●日産「シーマ」

 日産が国内展開するラインナップにおいて最上級モデルに位置するのが「シーマ」です。

 バブル経済に沸いた1980年代後半は、さまざまなものに高級志向であることが求められ、日産は初代「セドリック シーマ」と「グロリア シーマ」を発売して、国産高級セダンブームとなる「シーマ現象」と呼ばれるほどの人気を博します。

 その後、シーマは代を重ね、現行モデルは2012年に発売された5代目となり、「プレジデント」が2010年に販売終了となったことで現在の日産のフラッグシップモデルとなりました。

 ボディサイズは、全長5120mm×全幅1845mm×全高1510mmとなり、ロングノーズの美しいプロポーションと、最高級セダンらしい伸びやかなサイドビューを持つボディが特徴的です。

 パワートレインは、306馬力を発揮する3.5リッターV型6気筒エンジンと、68馬力のモーターが組み合わされたハイブリッドシステムにより、システム最高出力は364馬力を発揮します。

 シーマの価格(消費税込、以下同様)は823万1300円から933万1300円です。

●ホンダ「レジェンド」

 1985年にデビューしたホンダ「レジェンド」は、ホンダのラインナップの頂点に位置するクルマとして誕生しました。

 現行モデルのレジェンドは、2015年に発売され、初代から数えて5代目になります。

 同社のスーパースポーツカー「NSX」と同じ「SPORT HYBRID SH-AWD」と呼ばれる3モーターハイブリッドシステムを搭載することで、高級車でありながら圧倒的な走行性能を獲得しました。

 ボディサイズは全長5030mm×全幅1890mm×全高1480mmとなり、存在感を放つフォルムは流麗かつ躍動的で、力強い面構成と四隅に配置した大径タイヤで高い安定感を創出。

 パワートレインは、314馬力を発揮する3.5リッターV型6気筒エンジンに加え、48馬力のモーターを内蔵した7速DCTを介して前輪を駆動。左右のリアアクスルにはそれぞれ37馬力のモーターを搭載することで、システム最高出力は382馬力を誇ります。

 レジェンドの価格(消費税込、以下同様)は720万5000円です。

■用途は特殊? でも注目度高いあのクルマ

●トヨタ「ハイラックス」

 日本で唯一新車で購入出来るピックアップトラックのトヨタ「ハイラックス」は、1968年に初代が登場してから50年以上の長期にわたり販売され続けているロングセラーモデルで、世界180以上の国・地域で販売されています。

 現在の日本仕様は、タイから日本へ輸入されるかたちで、現行の8代目が2017年から販売されており、直近では、2020年8月19日にマイナーチェンジを実施。

 今回、2017年の復活後初のマイナーチェンジとなるハイラックスでは、フロントフェイスに台形の大型グリルを採用したことで、顔の厚み感を表現しました。

 グリルを支えるフロント構成で力強さを表現するとともに、日本専用のバンパーガードガーニッシュでよりアクティブなイメージを強化。

 また、薄型化したグリルからヘッドランプに軸を通すことでワイド感を与え、Bi-BeamLED化により先進的なフロントフェイスを演出しています。

 ボディサイズは、全長5340mm×全幅1855mm全高1800mm。パワートレインは、2.4リッターディーゼルエンジンに6速ATを組み合わせ最高出力150馬力を発揮します。

 日本ではピックアップトラックは特殊なモデルとなり、乗用車として需要は高くはありませんが、最近ではそのデザインや希少性からファッションの一部としての需要が高くなっていることもあり、趣味クルマとして認知されています。

フェイスデザインがイイ! トヨタ「ハイラックス」フェイスデザインがイイ! トヨタ「ハイラックス」

●トヨタ「グランエース」

 トヨタが高まる送迎需要に対応するため、2019年に発売した「グランエース」。海外ですでに発表されている新型「ハイエース」の高級版となる「グランビア」「マジェスティ」の日本仕様として展開されています。

 ボディサイズは、全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mm。外観デザインは、前方に張り出したセミボンネットや約2m近いワイドなサイズを活かした迫力のあるフルサイズワゴンです。

 堂々としたフロントデザインは、存在感と高級感を合わせ持ち金属調加飾の大型ラジエーターグリルとヘッドランプを融合させたほか、上下左右に張り立たせることにより、迫力のあるフロントフェイスを実現しています。

 室内サイズは、室内長3290mm(8人乗り3365mm)×室内幅1735mm×室内高1290mm。レイアウトは、ユーザーの多様なニーズに応じて、3列シート(6人乗り)と4列シート(8人乗り)を設定。

 グランエースの価格は、620万円(8人乗り)、650万円(6人乗り)です。

※ ※ ※

 全長5m超えの国産モデルは、どれも高級かつ特殊なモデルが多くなっています。また、レクサスでは、「RX450hL(全長5000mm)」、「LX(全長5080mm)」、「LS(全長5235mm)」をラインナップしています。

 高級感や存在感を表すには、ボディサイズもそれなりに大きくしなければいけないのかもしれません。

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