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マツダSUV王国は盤石か? 5m超え巨大モデルも存在!? 多彩な大中小SUVの違いとは

くるまのニュース / 2020年9月27日 18時10分

SUVラインナップの拡張に注力するマツダですが、アメリカで販売するSUVには全長5m超えのモデルも存在するなど、なかには海外専売モデルも存在します。その一方でコンパクトSUVもラインナップに残していますが、いったいマツダにはどのようなSUVが存在するのでしょうか。

■じつは複数存在する! マツダの海外専売SUV

 マツダは2018年の「プレマシー」生産終了により、ミニバン市場から撤退しましたが、その一方でSUVに注力し、日本市場では4車種ものSUVをラインナップしています。

 そして、海外市場においてもSUVを多数展開し、なかには全長5m超えのモデルもあるといいます。いったい、ボディサイズごとにどのようなSUVがあるのでしょうか。

 マツダのSUVラインナップにおいて最小となるのが、「CX-3」です。

 ボディサイズは全長4275mm×全幅1765mm×全高1550mmで、プラットフォームは同社のコンパクトカー「マツダ2」と共通です。

 搭載されるエンジンは、1.8リッターディーゼルターボと2リッターガソリン、そして1.5リッターガソリンです。

 ディーゼルエンジンは、発売当初の2015年は1.5リッターでしたが、2018年の改良で1.8リッターに排気量が拡大され、より余裕のある走りを得ました。6速ATと6速MTのいずれかが組み合わされ、駆動方式はFFと4WDが設定されています。

 そして、CX-3よりひとまわり大きなSUVとして設定されているのが、マツダCX-30です。

 CX-30のボディサイズは全長4395mm×全幅1795mm×全高1540mmで、使用されるプラットフォームも、マツダ2より大きな「マツダ3」と共通のものとなります。

 2019年に発売されたCX-30は、日本自動車販売協会連合会が発表する2020年1月から6月までの販売台数が、マツダの登録車で最多となり、国内市場において同社の販売をけん引しています。

 また、2020年秋にはあらたに「MX-30」というSUVも国内導入されます。

 CX-30に近いボディサイズながら、両側観音開きのドアを採用した個性的なスタイルが特徴で、かつ2020年度中にリース販売を予定しているEV仕様の存在も明らかになっています(2020年秋に国内導入されるモデルはマイルドハイブリッド仕様を予定)。

 MX-30はマツダの電動化戦略において、象徴的な存在になることが期待されます。

 また、中国専売モデルとして「CX-4」というSUVも存在します。

 ボディサイズは全長4637mm×全幅1855mm×全高1524mmで、CX-30やMX-30よりも全長や全幅は大きいですが、全高は低く抑えられていて、伸びやかなプロポーションが特徴的です。

※ ※ ※

 一方、マツダのSUVのなかで最大となるのが「CX-9」です。日本には導入されておらず、北米市場で販売されています。

 ボディサイズは、全長5065mm×全幅1969mm×全高1717mmと、大柄で、もし日本市場された場合はラージサイズSUVに分類されますが、北米ではミドルサイズに分類されています。

 3列シートを採用し、2列目シートがキャプテンシート6人乗りとベンチシートの7人乗りを用意。多人数乗車にも対応しています。

 搭載されるエンジンはCX-9の2.5リッターガソリンターボで、トランスミッションは6速AT、駆動方式はFFと4WDを用意しています。

 日本市場でマツダSUVとしてフラッグシップモデルとなる「CX-8」は、プラットフォームがCX-9と共通で、CX-9の短縮版がCX-8といえます。

 CX-8のボディサイズは全長4900mm×全幅1840mm×全高1730mm。3列シートを採用し、6人乗りと7人乗りがラインナップされている点は共通となります。

 ミニバンが廃止されたマツダにとって、3列シートSUVはファミリー層のユーザーに対する受け皿になっているともいえそうです。

■マツダSUVの躍進のきっかけとなったモデルとは?

 現在、マツダはクルマの基本性能を向上させる新世代技術群「スカイアクティブテクノロジー」を自社開発のモデルに搭載していますが、スカイアクティブテクノロジーが本格採用された第一弾モデルが、2012年に発売された初代「CX-5」です。

マツダ初代「CX-5」マツダ初代「CX-5」

 ミドルサイズSUVの新規車種として登場した初代CX-5のボディサイズは全長4540mm×全幅1840mm×全高1705mmです。

 2リッターガソリンのほかに、2リッターディーゼルターボを設定。最大トルクは、ガソリン仕様の196Nm(FF仕様)に対し、ディーゼル仕様は420Nmと倍以上の性能を発揮しており、優れた加速力が注目を集めました。

 発売以降、CX-5はグローバル市場で年々販売台数を伸ばし、マツダにとって重要な基幹車種のひとつとなりました。

 2代目となったCX-5は、ボディサイズが全長4545mm×全幅1840mm×全高1690mmで、マツダの現行ラインナップのなかではCX-30(全長4395mm)とCX-4(全長4637mm、前述のとおり海外専売)の間に位置します。

 2代目CX-5に設定されるエンジンは2.5リッターガソリン、2リッターガソリンターボ、2リッターガソリン、2.2リッターディーゼルターボと幅広くラインナップされています。

 最高出力190馬力・最大トルク450Nmの2.2リッターディーゼルターボだけでなく、最高出力230馬力・最大トルク420Nmの2.5リッターガソリンターボの設定もあり、走りを楽しみたいユーザーにも訴求力のあるエンジンラインナップとなっているのが特徴です。

※ ※ ※

 マツダSUVの躍進のきっかけとなったCX-5をはじめ、幅広いSUVラインナップを誇るマツダが、今後どのようなモデルを発表するのか、目が離せません。

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