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トヨタ「ヤリスクロス」に新たな強敵出現!? 今秋発売のマツダ「MX-30」はライバルとなるのか

くるまのニュース / 2020年9月29日 14時10分

コンパクトSUVのなかでも話題沸騰のトヨタ「ヤリスクロス」。新たにマツダから「MX-30」が今秋発売されます。両車にはどのような違いがあるのでしょうか。

■注目の新型SUV同士を比較!

 トヨタ新型「ヤリスクロス」と、今秋に発売されるマツダ新型「MX-30」。ともに最新型のSUVですが、いったいどのような違いがあるのでしょうか。

 ヤリスクロスは、トヨタ「ヤリス」と同じGA-Bプラットフォームを採用したコンパクトSUVで、2020年8月31日に発売されました。

 一方のMX-30は、2019年に開催された東京モーターショーでは、EV仕様がお披露目されていましたが、日本市場では2020年秋に先行してハイブリッド車を発表・発売し、EV仕様は2020年度内にリース販売を開始することを明らかにしています。

 MX-30にハイブリッド車が設定されることが明らかになり、急遽ヤリスクロスと競合する可能性が出てきました。

 では、比較するとどういった違いがあるのでしょうか。まず、両モデルはパワートレインのラインナップに違いがあります。ヤリスクロスは、ガソリン車とハイブリッド車が設定されています。

 一方のMX-30は、直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」に独自のマイルドハイブリッドシステム「M HYBRID」を組み合わせた新たなパワートレイン「e-SKYACTIV G 」を搭載するマイルドハイブリッド車と、東京モーターショーで明らかにしているEVです。

 両者のボディサイズは、ヤリスクロスが全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mmなのに対して、MX-30(欧州仕様)が全長4395mm×全幅1795mm×全高1555mmとなっています。

 ボディサイズの定義として用いられるセグメントでは、ヤリスクロスはBセグメント、MX-30はCセグメントとなり、異なるものの日本市場では競合車種として位置づけることが出来ます。

 なお、デザイン面では、ヤリスクロスが平面を強調したボディが特徴的で、SUVらしさを残す角ばったシルエットです。

 また、フロントノーズを長く見せることにより重厚感を醸し出しているほか、テールランプが横一文字になっており、ここでも直線が活かされています。

 一方のMX-30は、低い姿勢のクーペ寄りなフォルムで、丸みを帯びながらもフラットなスタイリングです。

 マツダのデザインコンセプトである「魂動デザイン」を深化させた無駄のない洗練されたボディとなっています。

 実際の販売面では、どのような認識があるのでしょうか。トヨタの販売店スタッフは以下のように話します。

「MX-30の情報がまだ少ないため一概にはいえませんが、競合になる可能性は十分にあると思います。

 当初はEVだけという話だったのでそこまで影響がなかったかもしれませんが、新しくマイルドハイブリッド車が発表されたことで、ライバルとなる可能性は格段に高くなりました。

 しかし、両者の大きな違いは価格に現れるのではないでしょうか。ヤリスクロスは発売から1か月近く経ちましたが、クルマの完成度に対する価格の安さで評価を得ています。

 マツダの技術力の高さから、MX-30はきっと良いクルマだと思いますが、『コスパの高さ』という点で、ヤリスクロスの方が一枚上手だと考えられます」

※ ※ ※

 ヤリスクロスの車両価格は、ガソリン車で179万8000円からとなり、ハイブリッド車で228万4000円からとなっています。

 一方のMX-30は、EVがすでに欧州市場で発売され日本円で約360万円ですが、マイルドハイブリッド車の価格は明らかになっていません。

 価格帯だけでは、比較しきれない部分はありますが、コンパクトSUVが続々と登場するなかで、MX-30の登場はさらなる競争激化の一因になることは間違いなさそうです。

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