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三菱から日産「e-POWER」登場なるか? 新型「アウトランダーPHEV」は2021年中に発売へ

くるまのニュース / 2021年5月12日 18時40分

三菱が2020年度決算会見で、今後登場する三菱車の展望を明らかにしました。今後、どんな車種が登場するのでしょうか。

■アウトランダーPHEVは2021年度中に日本へ投入予定

 三菱は2021年5月11日に2020年度決算を発表しました。そのプレゼンテーションのなかで、今後登場する三菱車について、新たな情報を明らかにしています。今後、どのような車種が発売されるのでしょうか。

 三菱は、これまで中期経営改革「Small but Beautiful」を推進してきましたが、今回この計画をアップデートし、新規投入車種の発表へと至りました。

 三菱は2021年以降に投入する新車について、プラグインハイブリッド車(PHEV)を軸とした三菱独自開発の車種と、電気自動車(EV)や日産の電動パワートレイン「e-POWER」といった日産・ルノーとのアライアンスを活用した車種を投入することで、オプションの多様性を確保すると明らかにしています。

 アライアンスを活用した新型車については、多少デザインを変えたうえでクルマごと共通化するという方向性と、コンポーネントを共通化したうえで新型車として開発するという方向性のふたつが検討されています。

 一方、三菱の独自開発車種として具体的なものとしては、北米市場で2021年4月にガソリンモデルが発売された「アウトランダー」のPHEVモデル「アウトランダーPHEV」を2021年度に日本市場へ投入。

 また「環境」×「安全・安心・快適」を軸とした「三菱らしさ」を具現化した新型車を、2023年以降複数投入する予定ということです。

 そのほか、三菱と日産が共同開発している軽自動車タイプのEV(以下、軽EV)についても2022年に投入予定としています。

 商用の軽EVについては、日本郵政など40社以上の企業・全国自治体へ9000台以上を納入した「ミニキャブMiEV」での知見を活用するほか、今後物流・通信・電力会社など20社へ約200台の試験車を納入することで、次世代に向けた商品強化を加速させると説明します。

■エクリプスクロスPHEVの欧州投入を宣言!

 またグローバルでは、三菱が強みとしているASEAN地域での商品ラインナップを強化。

 2021年度にMPV(Multi Purpose Vehicle:日本でいうミニバン)の「エクスパンダー」をビッグマイナーチェンジするほか、2022年にピックアップトラック「トライトン」の新型モデルを投入。

 さらに、2023年以降エクスパンダーに電動化モデルを追加するほか、全面刷新したエクスパンダーやパジェロスポーツも投入する計画ということです。

三菱「エクリプスクロスPHEV」(写真は日本仕様)三菱「エクリプスクロスPHEV」(写真は日本仕様)

 豪州市場では2021年度に、エクリプスクロスPHEVを新規投入するほか、アウトランダーはPHEVモデルとガソリンモデルの両方を投入予定。

 中国市場では、広州汽車との共同開発による電動SUV「エアトレック」を2021年に投入します。

 また、欧州市場ではルノーからのOEMモデル2車種を2023年以降に投入。さらに欧州の販売会社から強い要望を受け、三菱独自車種としてエクリプスクロスPHEVの欧州仕様を2023年より早いタイミングで発売する計画です。

※ ※ ※

 三菱の加藤隆雄社長は、アメリカ市場で発売した新型アウトランダーについて手応えを感じているといい、「アメリカで発売した後、売れ行きは非常に好調で、ディーラーに入庫してもすぐにお客さまが持っていかれるという状況です」とコメントしています。

 また「三菱らしさ」の具現化に向けて、ラリーアートブランドを復活。ラリーアートパーツの設定を明言したほか、モータースポーツへの参戦も検討しているといいます。

 そして、「三菱らしさ」を具現化した新型車の登場も予定されているといい、今後三菱がどんなクルマを投入していくのか、目が離せません。

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