1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

新型コロナ禍でバードウォッチングが密かなブーム!? 野鳥観察にピッタリなクルマ3選

くるまのニュース / 2022年1月17日 10時10分

新型コロナの影響もあり、「バードウォッチング」が世界的なブームになっているようです。 1人でも家族でも楽しめる新たな趣味として人気が高まるバードウォッチングに最適なクルマとはどんなモデルなのでしょうか。

■いまバードウォッチングが世界で静かな人気に!

 新型コロナの影響で人々の行動が制限され、まだ以前のように人混みに出かけるのは気が引ける状態が続いています。

 しかしこれは悪いことばかりでもないようで、海外では都市封鎖されたことで野鳥などが都市部にまで訪れるようになり、都会でも珍しい鳥が見られるという現象が起こっているのです。

 またゲーム感覚で野鳥観察できるアプリが次々に登場したこともあり、とくにアメリカとイギリスの若い世代を中心にバードウォッチングを楽しむ人が増加。

 日本でも野鳥を観察できる水辺などには望遠レンズを付けたカメラがずらりと並ぶなど、かなりの人気になっていますが、「探鳥地(野鳥観察ができるスポット)」は公共交通機関で行くには不便な場所がほとんど。

 さらに、鳥を観察するための「双眼鏡(×8~×10程度)」や「フィールドスコープ(×20~×70)」、さらに撮影用のカメラや望遠レンズ、三脚などを持ち運ぶとなると、やはりクルマを活用したいところです。

 クルマであれば重い荷物も持っていけますし、急な天候変化でも雨風をしのげます。また休憩場所にもなるうえに、意外にも車内から観察しているほうが人の気配を隠せて野鳥たちが寄ってきやすいというメリットもあるといいます。

 バードウォッチングに適しているクルマで求められるのは、自然のなかを走行しても野鳥たちを警戒させない「静粛性」と、自然に優しい「環境性能」でしょう。

 ほかにも、道なき道を行ける悪路走破性や、そこまでではないものの未舗装路を走行しても大丈夫な最低地上高、また時には仮眠も取れるだけの車内スペースなどを持ち合わせていると完璧です。

 そんなバードウォッチングに相応しいクルマにはどのようなものがあるのでしょうか。

●ダイハツ「ロッキー ハイブリッド」

 ダイハツの新世代アーキテクチャ「DNGA」によるパッケージング技術を活かした小型SUVとして人気の「ロッキー」。トヨタ・ブランドでは「ライズ」として販売され、ブームにも乗って販売も好調なモデルです。

そして新たにシリーズハイブリッドを搭載した「ロッキー ハイブリッド」が追加設定されました。

 全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmという取り回しやすいサイズのボディはそのままに、新開発の1.2リッターエンジン(発電用)+モーターのハイブリッドシステム(e-SMART HYBRID)を搭載。

 このe-SMART HYBRIDはダイハツの独自開発となっており、小型車に搭載されることを考慮して、コンパクトなシステムを実現できるシリーズハイブリッドが採用されました。

 比較的頻繁にエンジンが稼働しますが、おかげで28.0km/L(WLTCモード)もの燃費性能を誇るエコモデルになっています。

 最新の小型SUVで211万6000円からと低価格を実現しており、環境だけでなくお財布にも優しいハイブリッドSUVといえそうです。

 ハイブリッド仕様は2WDのみとなっていますが、1060kg-1070kgという軽量ボディと185mmという最低地上高で、たいていの悪路なら走行可能です。

 優れた燃費性能のおかげで経済性もよく、お手軽にバードウォッチングするのに最適な1台といえます。

■車中泊もできる実用性か、自然に超優しい環境性能か

●ホンダ「フリード+ ハイブリッドクロスター」

 バードウォッチングで綺麗な野鳥を観察していると、もっと希少な鳥を探したり撮影したくなってくるものです。そうなると、クルマにもそれなりの積載能力が求められます。

 さらに自然豊かな場所に出向いて車内で休憩や仮眠が取れればベストですし、車中泊もしたいとなると、やはり体を伸ばせるだけのスペースを持つミニバンやトールワゴンを選ぶというのも良いでしょう。

ホンダ「フリード+ ハイブリッド クロスター」ホンダ「フリード+ ハイブリッド クロスター」

 そのなかでも、5ナンバーサイズでありながら余裕の動力性能と広々した車内、大きなラゲッジスペースを持つのがホンダ「フリード+ ハイブリッドクロスター」です。

 現在のホンダの登録車で一番の売れ筋となっているフリードは、存在感のあるスタイルでも、実際は全長4265mm-4295mm×全幅1695mm×全高1715mm-1735mmと扱いやすいサイズ。

 ハイブリッドシステムは1.5リッターエンジン+モーターの「i-DCD」を採用し、伝達効率の良いDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を採用することで、1.5t前後のボディながらも19.8km/L~20.8km/L(WLTCモード)という低燃費を実現しています。

 バードウォッチングではかなりの荷物を積載するケースもあることから、2列シート仕様のフリード+ ハイブリッドで、さらに専用装備でアウトドア気分を盛り上げる「クロスター」がベストな選択ではないでしょうか。

 3列シートが不要という人には2列シートのほうが実用的ですし、さらに2列目シートを倒せば、約185cmものフラットなスペースが出現。野鳥観察で車内に長時間待機するケースも考慮すると、足を伸ばして仮眠が取れるのは大きな魅力のひとつです。

 SUVライクな雰囲気はアウトドア向きですし、それでいて都会にも似合うデザインなのも嬉しいポイントです。

●トヨタ「MIRAI」

 環境に優しいクルマはハイブリッドやEVだけではありません。2014年に世界初の量産型水素燃料電池自動車(FCV)として誕生し、2020年にその基本性能を大幅にアップグレードして2代目へと受け継がれたトヨタ「MIRAI(ミライ)」もそのひとつです。

 次世代の技術として注目されている水素を超高圧力で圧縮する燃料電池とハイブリッド技術を融合させた、まさに世界最先端の技術が用いられています。

 水素の充填はガソリン車並みの約3分とし、新型ミライの航続距離は750km~850kmと、初代モデルに比べて30%改善されました。

 2代目ミライはデザインを一新。セダンスタイルを踏襲しながら全長4975mm×全幅1885mm×全高1470mmとワイド&ローを実現するとともに、駆動方式をFFからFRへと変更しました。さらに、乗車定員も5名になるなど使い勝手も運転する楽しさも向上しています。

 排出されるのは水蒸気のみという点もバードウォッチングに最適な理由のひとつ。むしろ、走れば走るほど空気をキレイにする空気清浄システムを備えており、「ゼロエミッション」ではなく「マイナスエミッション」なクルマになっているのもポイントです。

 唯一の懸念点は、やはり水素ステーションが圧倒的に少ないこと。減少傾向とはいえガソリンスタンドが全国に約3万店あるのに対し、水素ステーションは全国で都市部を中心に200か所足らずなので、計画的に走行ルートを考える必要がありそうです。

 それでもインテリアは高級感に溢れ、12.3インチもの大型ディスプレーはまさに“未来”を感じさせる先鋭的なデザインです。

 車中泊は少々難しいかもしれませんが、自然のなかでも環境に負荷をかけない安心感と快適空間で、快適にバードウォッチングができそうです。

※ ※ ※

 ハイブリッドのSUVやミニバンであればバードウォッチングには十分対応できます。また悪路や気象状況の変化なども考慮すれば、4WDモデルだとさらに安心して野鳥観察が楽しめるでしょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください