日産が新型SUV「パスファインダー」世界初公開！ ド派手グリル採用の3列仕様！ 23年後半に中国で発売へ

2023年4月19日、日産は上海モーターショー2023にて、新型「パスファインダーコンセプト」を発表しました。国外で販売される大型SUV「パスファインダー」の後継モデルのようです。

■ド迫力顔の大型「SUV」登場へ

　2023年4月19日、日産は上海モーターショー2023にて、新型「パスファインダーコンセプト」を発表しました。

　パスファインダーは、日産が主に海外市場で展開する3列シート装備の大型SUV。初代と2代目モデルは中型SUVとして、国内でも「テラノ」の名前で販売されていました。

　5代目となる現行モデルは2021年に登場。ボディサイズは全長5004mm×全幅1978mm×全高1800mmとなり、その全長は5mを超え幅も2m近く、もはや大型SUVといえるサイズに拡大しています。

　今回発表されたのは、そんなパスファインダーの名前を冠するビッグフラッグシップSUV「パスファインダーコンセプト」。

　上海ショーで並んで出展された「エクストレイル」に比べ格段に巨大なボディが印象的な新型パスファインダーコンセプトは、フロントフェイスに新型セレナや新型ルークスに採用されている新世代のVモーショングリルを採用し、豪華で先進的な印象をもたせています。

　リアには車幅いっぱいに広がる横一文字のテールライトが採用され、光る「PATHFINDER」の文字ロゴが採用されるなど、精悍な印象をもたせています。

　インテリアは、白と黒を基調とし、ゴールドのアクセントが目を引く近未来的なデザイン。一方ダッシュボードやセンターコンソールなどは、最新の日産車と同様の先進的なデザインで、コンセプトカーながらすぐにでも市販されそうな現実味を感じられます。

　日産は、新型パスファインダー コンセプトについて以下のように説明しています。

「新型パスファインダー コンセプトでは、エクステリアのデザインを刷新し、3列シートを採用した広々とした室内空間を実現しました。

　中国市場を念頭においてデザインされた新型パスファインダー コンセプトは、中国のモダンな美的感覚と日産らしさを融合させ、アクティブなお客さまのライフスタイルに合わせて開発しました。

　大自然の中でも、街中でも、新型パスファインダー コンセプトは、お客さまの最適なパートナーとなります」

　発表会の中で、新型パスファインダー コンセプトの市販モデルは、2023年後半にも登場すると公表されました。

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　新型パスファインダー コンセプトの他にも日産は、上海モーターショー2023にて、3代目となる新型「キャシュカイ」や、EVコンセプトカー「Arizin（アリゾン）」、オープンカータイプのEVコンセプトカー「Max-Out（マックスアウト）」を公開しました。またミドルサイズSUV「e-POWER エクストレイル」も出展し、同日より予約販売を開始しています。