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「スマートキーが壊れた!?」 突然の“鍵トラブル”にパニック! もう車に入れない? 万が一の状況でも「安心」の対処方法とは

くるまのニュース / 2024年2月17日 9時10分

クルマのロックの解錠やドアの開閉など、様々な機能が搭載され便利な「スマートキー」。もしこのスマートキー壊れてしまった場合、一体どう対処すれば良いのでしょうか。

■「スマートキー」壊れたらどうする?電池交換や再発行は?

 現在のクルマは、そのほとんどのモデルにおいて「スマートキー」を採用しています。
 
 これは離れた場所からドアロックの解錠をしたり、スライドドアを開けたりできる便利なアイテム。
 
 しかし、もしスマートキー壊れてしまった場合、一体どうすれば良いのでしょうか。

 このスマートキーの仕組みですが、鍵とクルマ双方にある受信装置で相互に通信・認証を行い、施錠・開錠を行う構造となっています。

 そのためスマートキーが故障して電波を送受信できなくなると、ドアロックの解錠ができなくなってしまいます。

 こう聞くと、スペアキーを持っていない限りは手も足も出ない、まさに絶体絶命のシチュエーションにも思えますが、実はスマートキーが故障しても「メカニカルキー」を使うことで対処が可能です。

 メカニカルキーとは、スマートキーの内部に格納されている金属製のカギのこと。

 いわゆる「マスターキー」ともいえる存在で、このメカニカルキーを使うことでドアの開閉やエンジンの始動が可能になります。

 では万が一に備えて、このメカニカルキーの取り出し方を確認していきましょう。

 スマートキーをよく見ると、スライドさせられる“つまみ”のようなパーツが備えられています。

 ここをスライドさせながらスマートキーの上部を引き抜くと、メカニカルキーが出てくるのです。

 そしてドアを開けるには、鍵穴にメカニカルキーを差し込んで捻ればOK。

 また、エンジンを始動させるには、メカニカルキーの差し込まれた状態のスマートキーを、クルマのスタータースイッチに接触させます。

 こうすることでクルマがスマートキーを認識し、エンジンをかけられる状態になるのです。

 あとは通常のエンジンスタート時と同様に、ブレーキを踏みながらスタータースイッチを押せば、エンジンが始動します。

■「電池の交換」や「再発行」の方法は知ってる?

 一般的に、スマートキーが反応しない原因の多くは「電池切れ」です。

「電池切れ」を起こしても、内蔵されているメカニカルキーを利用すれば対処可能「電池切れ」を起こしても、内蔵されているメカニカルキーを利用すれば対処可能

 実はスマートキーには小さな電池が内蔵されており、これが切れてしまうとドアの開閉ができなくなるのです。

 電池の交換は、ディーラーに依頼すれば1000円前後で対応してもらえますが、基本的にカバーを外すだけで交換できる作業ですので、セルフで行うと電池代だけで済んで安上がり。ただし一部の外国車などでは、特殊な作業工程が必要だったり注意する点が存在する場合もありますので、一度ディーラーなどに確認することを勧めます。

 また、何らかの理由でスマートキーが故障した場合に備えて、事前に新しいスマートキーを作っておくのも良いでしょう。

 ディーラーの販売員によると、スマートキー再発行には3万円から5万円の費用が必要とのこと(ただし車種や作業内容によっては10万円以上と高額になる場合もあります)。

 そして再発行にはスマートキーの「キーナンバー」が必要です。

 この番号はスペアキーに取り付けられたシルバーやプラスチック製のプレートに記載されているので、再発行する際にはプレートを忘れず持参するようにしましょう。

※ ※ ※

 スマートキーが突然の故障や電池切れを起こしたことでドアの開閉ができなくなると、多くの人は慌ててしまうかも知れません。

 しかし、内蔵されているメカニカルキーを利用すれば大抵の事態は対処可能なのです。

「中にカギが入っているのを知らなかった」という人もいるかもしれませんが、万が一に備えてこの機会に覚えておきましょう。

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