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出た~~!大型連休に大量出没「サンデードライバー」の困った行動とは 「周囲の怒り」食らわないために守るべき「運転時の当たり前」

くるまのニュース / 2024年5月3日 20時10分

大型連休になると「普段はクルマを運転しないけど、どこかにお出かけや買い物に行くことになった」という、運転不慣れなドライバーが現れます。このサンデードライバーが危険な運転を繰り返すと、周りのドライバーをイライラさせる原因になりかねません。周囲からの怒りを買わないためには、何に注意すればよいでしょうか。

■サンデードライバーのこんな運転に注意

 大型連休になると、「普段はクルマを運転しないけど、どこかにお出かけや買い物に行くことになった」という、運転不慣れなドライバーが現れます。
 
 このような、いわゆる「サンデードライバー」が周囲に脅威を与える運転を繰り返すと、周りのドライバーをイライラさせる原因になりかねません。周囲からの怒りを買わないためには、何に注意すればよいでしょうか。

 サンデードライバーの中には、運転時に「一番右の車線」、つまり追い越し車線を走り続けてしまう人がいます。高速道路の場合、単に「空いてそう」と見る心理や、一般道の場合、右折する際「直前で車線変更する自信がない」という心理もあります。

 ただし、右側を走行し続けるのは「車両通行帯違反」となる恐れがあります。

 車両通行帯違反の罰則は違反点数が1点、反則金は大型車の場合7000円、普通車や二輪車の場合は6000円です。

 車両通行帯違反に明確な距離の基準はなく、状況に応じて危険かどうか判断されます。本来、右側の道路は右折や追い越しのために走行する車線です。

 また、運転時の左右のふらつきは事故の原因になります。目的地までの道のりをマップやナビを見ながら走る「ながら走行」にも気をつけなければなりません。

 車両感覚がつかめないサンデードライバーは、必要以上に車間を詰めすぎることも少なくありません。

 警視庁が2022年の6月に発表した「高速道路を利用する皆様へ」によると、安全な車間距離は時速50kmで25m、時速60kmで28m、時速80kmで43mです。

 先行車までの距離を時間に換算すると「2秒前後」で、これ以上離れていれば大きな事故につながりにくいと統計的に示されています。特に高速道路では、車間距離を十分に保つことが事故防止につながるため、運転に不慣れな人こそ先行車までの距離を多めにとりましょう。

 一般道を走行中、「ナビに導かれるまま狭い道へ進入する」場合にも注意してください。運転に慣れていない人にとって、車両感覚がつかめずに「狭い道でのすれ違いが苦手」な人もいます。

 対向車が来てもスムーズに通過したり道を譲ったりできないようであれば、ほかの車両の通行を妨げる要因になりかねません。

 運転以外にもサンデードライバーの特徴はあります。普段クルマに乗らないと、自分のクルマの「メンテナンス」がおろそかになっている可能性があります。

 メンテナンス不良の車両では、走行中に異常が起きて周囲に迷惑をかけてしまう恐れも。たとえば、バッテリー上がりによるエンジンストール(エンスト)や、空気圧が低下したタイヤで走り続けた結果のパンクなどです。

 いずれもサンデードライバーの特徴は、ベテランドライバーと異なり「ルールが守れない」「運転が危ない」「メンテナンスを怠る」といった点です。

■サンデードライバーが気をつけたいポイント

 普段からクルマに乗る機会が少ない人が遠出する際は、事前に通る道を確認しておきましょう。運転中にスマホやナビを注視するのは事故のリスクを高めるだけでなく、道路交通法違反にもなります。

 事前に経路を確認しておけば、急な車線変更やふらつきなどを減らせるでしょう。

 また、運転に不慣れだと事故を起こすリスクが高いことを自覚し、安全な走行を心がけてください。視界が悪くなりがちな雨天や夕暮れ時は「安全速度」を守り、慎重に運転しましょう。

 走行中は法定速度を守るのはもちろん、カーブや下り坂の手前で適切に減速することも大切です。

 特に、カーブ手前で減速しないと、曲がり切れずに対向車線にはみ出してしまう場合があります。大きな事故につながる恐れもあるため、必ず速度を落としてください。

 サンデードライバーは乗車前の車両の状態にも気を配りましょう。普段からクルマに乗る習慣がないと、メンテナンスがおろそかになっている場合があります。

 日常的に運転しないクルマは知らぬ間に劣化や故障している場合があるため、乗る前は入念に点検しましょう。

 バッテリーが劣化していたり、タイヤの空気圧が低下していたりする場合は注意が必要です。そのまま走行すると故障や事故などトラブルの原因となり、せっかくのレジャーが楽しめなくなります。

 クルマの点検方法がわからない場合は、「ディーラー(販売店)」やガソリンスタンドに依頼するのがおすすめです。メンテナンス不良のままクルマを運転すると、重大な事故につながる可能性があるため、「定期点検」は必ずしておきましょう。

 運転に不慣れな場合は渋滞や事故の原因にならないよう、事前の準備が大切です。大型連休に快適なレジャーを楽しむためにも、目的地までの道のりの確認や、万が一車にトラブルが発生した場合の連絡先(自動車保険のロードサービスやJAFなど)も控えておくと安心です。

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