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ダイハツ斬新「スポーツカー」がスゴイ! “屋根が開かない”まさかの「クーペボディ」採用! “専用装備”で特別感を増した「コペンクーペ」とは?

くるまのニュース / 2025年1月10日 17時10分

ダイハツ「コペン」は、軽規格かつオープンカーであることがアイデンティティとして知られていますが、過去にコペンの常識を覆すクーペモデルが存在していました。一体どのようなクルマだったのでしょうか。

■コペンに屋根が開かないクーペモデルあった!

 ダイハツ「COPEN(コペン)」は、ダイハツを代表するオープンスポーツカーです。
 
 2002年に初代モデルが登場して以降、これまで20年以上も愛され続けています。
 
 そんなコペンですが、実は過去に数量限定モデルとして「コペンクーペ」が販売されていました。
 
 一体どのようなクルマだったのでしょうか。

 コペンが初めて姿を現したのは、1999年開催の第33回東京モーターショーです。

 ダイハツから「KOPEN(コペン)」という名のコンセプトカーが出展され、そのコンパクトでスタイリッシュなデザインに多くの人が魅了されました。

 それから3年後の2002年に、満を持して初代コペンが誕生。

 2014年には2代目コペンが登場し、「ローブ」「エクスプレイ」「セロ」「GR SPORT」と、個性あふれる4つのラインナップを展開しています。

 今回紹介するコペンクーペは、2代目のコペンセロをベースにしたモデルです。

 東京オートサロン2016にて「コペンセロ クーペコンセプト」が発表され、その反響の大きさから限定200台で市販化にも至りました。

 市販モデルのコペンクーペのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1280mmで、ベースとなるコペンセロと変わりません。

 ホイールベースも全く同じ2230mmです。

 コペンクーペのデザインテーマは「エレガント&エモーショナル」。

 ハードルーフには軽量かつ高強度のCFRP(炭素繊維強化プラスチック)、リアウィンドウにはガラスハッチを採用しています。

 ルーフからトランク、リヤエンドまでが一体となった流麗なクーペスタイルです。

 さらに200台の限定生産を記念して、全ての車体にシリアルナンバープレートを装着しており、バックドアには専用エンブレムが光ります。

 そのほか、BBS製鍛造16インチアルミホイールやMOMO製革巻ステアリングホイールといった、高品質な主要装備も魅力の1つです。

 ボディとインテリアのカラーバリエーションは、雰囲気の異なる2パターンを設定。

 ブリティッシュグリーンマイカにベージュインテリアパックの組み合わせと、パールホワイト3とブラックインテリアパックの組み合わせから選択可能です。

 パワートレインには、他のコペンと同様の660cc直列3気筒DOHCターボエンジンが搭載されており、最高出力64ps・最大トルク92Nmを発揮します。

 トランスミッションは5速MTまたはCVTの2種類で、駆動方式はどちらもFFです。

 なお価格(消費税込)は、CVTが248万4000円、MTが250万5600円で販売されていました。

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