ホンダ新型「“カクカク”SUV」発表に「超カッコイイ！」「なぜ日本で出さないの!?」「やっと欲しいクルマ見つけた」の声が殺到！ ちょい懐かしデザインの「新型パスポート」なぜ米国モデルが大好評に？

2024年11月13日、ホンダの米国法人は新型「パスポート」を初公開しました。同車は海外モデルでありながら、発表直後から日本でも多くの高評価が寄せられています。一体どんな理由なのでしょうか。

■ホンダ新型「カクカクSUV」に高評価が殺到！

　ホンダの米国法人は2024年11月13日、新型SUVの「パスポート」を初公開しました。
　
　海外モデルのため、本来は日本において馴染の薄いパスポートですが、この新型モデルは発表直後から日本でも多くの反響が寄せられています。

　初代パスポートは、かつてホンダと商品相互補完契約を結んでいた、いすゞの「ミューウィザード」のOEM車として1993年に登場。

　1997年に発売した2代目モデルも、同じくいすゞからのOEM車でした。

　その後、16年の間をおいて、ホンダの独自開発でフルモデルチェンジを果たした3代目モデルが2019年に登場し、人気を獲得。

　そして今回、4代目となる新型モデルが発表された形です。

　この新型パスポート、は「Born Wild」をテーマに全面刷新され、タフなデザインと本格的なオフロード性能、さらに並外れたオンロード性能を備えたSUVとして開発されました。

　ボディサイズは、およそ全長4841mm×全幅2019mm×全高1856mmで、ホイールベースは約2890mmというかなり大柄な車体です。

　デザインは米国の「ホンダデザインスタジオ」で行われ、角張ったボディや角目のヘッドライトなど、かつて誰もが憧れたアメリカンSUVらしい佇まいのタフなスタイリングを採用。

　一方で、インテリアは清潔感のあるモダンな仕上がりとなり、乗員がゆったりと移動できる快適性と先進性を備えています。

　座席にはボディスタビライジングシートを全ラインナップの前席に標準装備したほか、2列目の足元スペースも先代以上に拡大しました。

　パワーユニットには、最高出力285馬力・最大トルク355Nmを発揮する3.5リッターのV型6気筒エンジンを搭載。

　これに新型パスポート専用の10速ATと組み合わせて、道を選ばない力強い走りを可能としています。

　また、プラットフォームには非常に剛性の高いホンダのライトトラック用プラットフォームを採用しており、オンロードでもオフロードでもスポーティな走行を実現。

　新グレードとして、独自のサスペンションやスプリングレートなどで悪路走破性を高めた「トレイルスポーツ」も設定され、厳しい地形でテストされた本格的なオフロード対応モデルとして展開されます。

　新型パスポートの車両価格は約700万円からと予想されており、2025年初頭に販売がスタートする見込みです。

※　※　※

　この新型パスポートは先述のように日本でも注目され、SNSでは「カッコイイ！」「かっこいいな～」「かっこいいと思います」「フロントが格好いいね」「ホンダやるじゃん」「シンプルデザインで良いね」「昔のクルマみたいに角い」「やっとカッコいいと思えるクルマに出会えた」といったコメントが続々と寄せられました。

「こういうのが欲しい！最近はクーペSUVだらけで食傷気味だよ」などの声もあることから、シンプルさやレトロ感のある“角張ったボディ”が高い支持率となった集めた要因のようです。

　一方で、「カッコいいけど日本では売らないんでしょ？」「なぜこれを日本向けに出さない…」「日本ではデカいし発売は難しいだろうな」「それでも日本に導入すべき」との投稿もあり、高評価でありながら国内導入は無いだろうと受け止め、早くも悲しむ様子まで見られます。

　そのため解決策として、「このデザインでちょっと小さいSUVが日本に欲しいね」「横幅をもう少し狭くして日本で売ってください！」「次期CR-Vはこのテイストになるかな？そしたら日本でも買えるかも」といった、少し小さな別モデルとなっての日本展開を期待するコメントもありました。

　近年はスズキ「ジムニー」やトヨタ「ランドクルーザー250」など、とくにSUV市場において角張ったボディを採用するモデルが増えており、それが人気を集める傾向があります。

　ホンダの新型パスポートがそのまま日本で導入されることは難しいとしても、今回の高評価によって、このデザインを踏襲したコンパクトなモデルが発売する可能性は否定できません。