1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

大型連休の人出、全国88%で減 国内居住者、物価高で節約意識か

共同通信 / 2024年5月11日 16時57分

東京・渋谷のスクランブル交差点を歩く人たち=5日

 大型連休期間の国内居住者に限った人出が、全国主要都市の駅周辺60地点の88%に当たる53地点で前年に比べて減ったことが11日分かった。新型コロナウイルス感染症が昨年の連休明けに5類へ移行、今年は移行後初の大型連休で好天にも恵まれたが、人々が遠出を控えていた状況が浮かび上がった。円安に伴う物価高による節約意識の高まりや、インバウンド(訪日客)の増加を受けた宿泊費上昇が響いたとみられる。地方都市の鈍さが目立つ中、新幹線が延伸した福井は好調だった。

 IT企業クロスロケーションズが47都道府県から主要60駅を抽出。駅周辺の半径500mの来訪数データを推計、速報値を共同通信が分析した。今年の大型連休期間の土日祝日の平均値を、前年の土日祝日の平均値と比べた。訪日客は含まない。

 最も落ち込みが大きかったのは札幌で15.8%減。観光の拠点となる地方の政令指定都市の減少率が大きく、仙台と名古屋も2桁マイナスだった。訪日客に人気の京都も、国内居住者に限ると7.7%のマイナス。東京・新宿も5.7%減だった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください