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【ついに完成】日本で回収した廃漁網100%のケミカルリサイクル糸「MURON」

共同通信PRワイヤー / 2024年4月9日 10時0分

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「MURON」開発プロセス

日本の海を守り、未来を紡ぐ、廃棄から再起へ100%リサイクルで実現


2024年4月9日

モリト株式会社


【ついに完成】日本で回収した廃漁網100%

ケミカルリサイクル糸「MURON」

〜日本の海を守り、未来を紡ぐ、廃棄から再起へ100%リサイクルで実現〜



【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404059095-O4-Qu0Q5OQA



パーツの総合商社  モリト株式会社(本社:大阪市中央区/代表取締役社長:一坪隆紀 以下、モリト)が推進するサステナブル関連プロジェクト「Rideeco(R)(リデコ)」は、日本の海洋環境保護に貢献するため、日本国内で回収された廃漁網を100%使用してリサイクルされた糸「MURON(ミューロン)」の製造を開始します。



 

背景

日本のみならず世界中で、海洋プラスチック汚染の観点から、廃漁網及び漁具のリサイクルが重要な課題となっています。2016年度の環境省の調査では、日本に漂着するプラスチックごみの総重量の内、約40%が廃漁網・ロープによるもので、この深刻な問題に取り組むため、モリトグループは廃漁網のリサイクルに力を入れています。



廃漁網のリサイクルを継続するためには、大きく2つの課題があります。1つ目は、日本全国の漁業従事者に私たちの取り組みを知ってもらい、回収に協力いただくこと。2つ目は、回収した廃漁網に絡みつくゴミを除去する作業に、膨大なリソースを必要とすることです。

そこで、モリトグループは株式会社リファインバースグループが構築した漁業従事者との密接なネットワークに参画。また、Rideeco(R)の活動で新たに繋がった漁業従事者とのコミュニティを構築、社員・協力企業・学生たちと共に廃漁網の不純物除去作業のボランティアに参加するなど、課題解決に向けて活動しています。





【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404059095-O3-0LM6n36Y

MURONの特徴

「MURON」は、日本国内で回収された廃漁網を100%使用してリサイクルされた糸で、ケミカルリサイクルの工程を加えることで、高品質で安定した繊維の開発を実現しました。

廃漁網は通常色が付いており、そのままリサイクルすると糸に色が残ることが多いのですが、ケミカルリサイクルをすることで、これまでにない白色を表現することが可能となりました。また、「MURON」の原料に使われる廃漁網は、日本国内のどの地域から回収されたものかトレースでき、100%日本国内で回収された廃漁網の製品であることにこだわっています。

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