漁具から、価値の常識をひっくり返す。
PR TIMES / 2024年4月2日 10時45分
- 廃漁具アップサイクルのamuは、廃棄漁具を未来の資源にします -
当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「amu株式会社」の夢です。
廃漁網のアップサイクルで新しい製品を開発するamu株式会社(本社:宮城県気仙沼市、代表取締役社長:加藤 広大、以下amu)は、廃棄漁具を未来の資源にします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/102171/11/102171-11-807bf001a0b9a8de265235874db6adab-1280x670.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
使えなくなった大量の漁具の山。
そして、そのやり場に頭を抱える漁師たち。
日本有数の漁師町・気仙沼で目の当たりにした光景から
私たちamuの事業は生まれました。
使い終えた漁具をルールに従って処分すれば、
経済的に圧迫される。
だからといって、海に漁具を棄てたくなんてない。
そんな漁師たちの葛藤が見過ごされてきたのは、
「経済合理性がないから」と見て見ぬふりしてきた世の中と
廃漁具をゴミと考える固定観念でした。
世間の誰もが、そして漁師自身も無価値だと思っていた
廃漁具に新たな価値を見出すことはできないか。
漁師はもちろん、地域や企業と一緒に、
みんなで廃漁具問題に取り組めないか。
そう考えた私たちは、廃漁具を回収し、新たな素材や製品として
生まれ変わらせるビジネスを立ち上げました。
「amu」という社名の由来は「編む」。
一見、無価値と思われるものをアイデアや仕組みで価値あるものへ。
「編纂」のちからを意味します。
いま、日本中の地域が分岐点を迎えています。
希望に向かって進むのか。
人口減少の波に飲まれ衰退していくのか。
私たちは、その地域にある資源に目を向け、
「編むちから」で新しい未来の1ページをつくりたい。
そして、さまざまな地域で価値の常識をひっくり返し続けることで、
誰もが「すべてのものに価値がある」と思える世の中をつくります。
代表取締役CEO 加藤広大コメント
環境省の調査によると、日本の海岸に漂着している海洋プラスチックごみのうち、漁網・ロープといった漁業ごみが重量ベースで40パーセント以上を占めています※。私たちamu株式会社はこの課題をビジネスと物語の力で解決します。
「マグロを追いかけて世界一周する漁師が使った漁具から素材を作ったら”かっこいい”のではないか?」
漁師が使い終えた漁具には何物にも変え難いストーリーが内包されていると気づいたところから、この事業はスタートしました。ストーリーを紡ぎ、漁具を糸や生地・ペレットといったナイロン素材ブランド「amuca(アムカ)」にしてモノづくりを行う企業さまに販売しています。
誰かを悪者にするのは簡単です。でも課題を解決することには繋がりません。「どうして課題が発生しているのか?」という疑問を持って現場に入り、声を聞いて「仕組みを創る」ことこそが良い世の中にするプロセスだと信じています。
「漁具から、価値の常識をひっくり返す」が私たちのビジネスミッションです。今は”やっかいもの”かもしれない漁具を、”未来の資源”にすることで価値の常識をひっくり返します。あらゆる漁具の可能性を信じ、様々な人や企業と力を合わせて必ず実現させていきます。
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
※環境省 海洋ごみをめぐる最近の動向
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