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【喘息患者へのアンケート調査】喘息の症状があっても定期通院している人は半数以下

共同通信PRワイヤー / 2024年4月25日 16時0分

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使用イメージ②

~5月7日は「世界喘息デー」。喘息は症状改善後も継続的な治療が重要~


オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:岡田 歩、以下当社)は、5月7日の「世界喘息デー」に向けて、過去に喘息と診断されたことのある20代以上男女1,200人を対象にアンケート調査(以下本調査)を実施しました。


本調査では、喘息の症状や治療状況、喘息に関する知識などに関して質問しました。その結果、現在喘息の症状がある人の中で、医療機関に定期通院している人は半数以下(36.5%)でした。また、喘息に対する日常の対処方法については、「症状が出た時だけ対処している、または症状が出ても何も対処していない人」がおよそ3人に2人(64%)でした。これらのことから、喘息の症状が出ていても、医療機関にかかり、継続的な治療をおこなっている人は全体の半数に満たないということがわかりました。


気管支喘息は、咳、息切れ、気流閉塞などのさまざまな症状がでる呼吸器系の慢性疾患です。日本では、90万人以上が喘息の治療を受けています。*1「喘息予防・管理ガイドライン」*2では、症状が月1回以上の喘息患者には低用量ICS*3やLTRA*4などの長期管理薬による継続的な治療が推奨されています。日本喘息学会 喘息専門医の西藤成雄先生によると「喘息は発作などの症状が起こっている時にだけ対症療法をおこなっていることが多いが、自覚症状がなくなったとしても定期通院することが重要。継続治療することで喘息発作のリスク低減や発作時の重症化回避に繋げることができる」とコメントしています。喘息の管理では、自己判断せず医師の指導のもと適切な治療を受けることが重要です。

*1 厚生労働省「令和2年(2020)患者調査の概況 統計表1~8」p25

*2 「喘息予防・管理ガイドライン2021」 株式会社協和企画

*3 吸入ステロイド薬

*4 ロイコトリエン受容体拮抗薬


当社は呼吸器事業のビジョンとして「呼吸器疾患増悪ゼロ」を掲げ、より多くの人々の呼吸器疾患の改善にむけた事業をグローバルに展開しています。喫煙習慣や大気汚染を背景に喘息やCOPDなどの患者数が拡大している新興国を中心に、治療・症状管理を支援するサービスの普及に取り組んでいます。


調査のまとめ

1.「喘息」の症状があっても定期通院していない人は6割以上

2.過去に「喘息」と診断された人のうち64%の人が、症状が出た時だけ対処している、または症状が出ても何も対処していない

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