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「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2024」 において優秀賞を受賞しました

共同通信PRワイヤー / 2024年4月26日 11時40分


 


■「エネルギー自給住宅」や「戸建住宅間の電力融通」を取り入れている「セキュレア豊田柿本」について


 戸建住宅団地「セキュレア豊田柿本」(愛知県豊田市)は、「エネルギー自給住宅」や「戸建住宅間の電力融通」の取り組みなどにより、街のCO₂排出量削減とエネルギーのピークシフト・ピークカットを実現するスマートタウンです。


 「エネルギー自給住宅」では、太陽光発電(6.16kW)とそれによる発電電力を直接活用するための2台のリチウムイオン蓄電池(6.2kWh)、および主に昼間に作動する仕様にしたヒートポンプ給湯機のほか、ZEH基準を超える断熱性能、自然の力を利用して熱や空気の流れをコントロールするパッシブデザインを導入しました。その結果、街区内のオール電化住宅の電力自給率が20%程度であるのに対し、エネルギー自給住宅では約60%に向上しました。


 また「戸建住宅間の電力融通」では、住宅3戸と電気自動車用充電器を設けた集会所で電力の融通をしています。大和ハウスグループの大和エネルギー株式会社が、融通街区内の太陽光発電の発電電力について、集会所は余剰分を、住宅は全量を買電し、融通街区内の電力需要があるところに配電します。融通街区内で電力が不足した場合は、電力会社から供給を受け、融通街区内で余れば、太陽光発電で発電した電力のみを売電します。加えて、融通街区内では、住宅3戸の消費電力をまとめることで、蓄電池から放電する機会を増やし、蓄電池の稼働率と放電時の変換効率を向上させています。このように、融通街区内では電力の創出と消費を効率的に行うことで電力の地産地消を実現し、系統電力への負荷を軽減しています。


 


【表】


 


 


■5街区で「戸建住宅間の電力融通」に取り組む「セキュレア船橋グランオアシス」について


 再生可能エネルギー100%の街づくりのひとつである戸建住宅団地「セキュレア船橋グランオアシス」(千葉県船橋市)は、「セキュレア豊田柿本」で実現した「電力融通」の技術を活用したエネルギーを自給する街です。


 戸建住宅26戸を5つのグループに分け、大和ハウス工業が供給する再生可能エネルギー価値を付加した電力を、株式会社ファミリーネット・ジャパンの一括受電の仕組みを活用し、各住宅に配電します。また、「セキュレア豊田柿本」のデータ分析から制御機能を追加し、太陽光発電や電力利用実績、気象情報などに基づいたAIによる予測をします。そして、蓄電池や給湯器などを最適に遠隔制御することで、太陽光発電の発電電力と蓄電池の放電電力がグループ内で効率よく消費され、再生可能エネルギーの活用を促進します。

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