LYBが、ナップザック(Knapsack)地区内に、プラスチック廃棄物の総合リサイクルハブを建設
共同通信PRワイヤー / 2024年4月30日 9時56分
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404290131-O2-9kxed1M9】
ウェッセリング市(ドイツ)、2024年4月29日 /PRNewswire/ -- LyondellBasell(LYB)は、ドイツのナップザック地区内の既存の工業団地の南側に統合プラスチック廃棄物リサイクルハブの場所を確保してきましたが、YNCORIS GmbH & Co. KGと土地リース契約を締結しました。このハブでは様々な高度な分別とリサイクル作業を統合して、プラスチック廃棄物での課題に対処し、循環型経済成長を支援することが計画されています。このプロジェクトは、段階的な開発が予定されており、その初期段階では、混合プラスチック廃棄物処理、機械的および高度なリサイクル用の原料生産のための高度な選別施設の建設が予定されています。この混合プラスチック廃棄物は、現在、リサイクルされずにその大部分がエネルギー回収のために焼却施設に送られています。
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この統合リサイクルハブの広さは、サッカーフィールド20面分に相当します。ハブの高度な初期選別施設については、2026年の第1四半期に稼働を開始する予定です。これらの新たな投資は、2030年までに少なくとも年間200万トンのリサイクルと再生可能ベースのポリマーを生産および販売するという同社の目標を支援するものとなります。
「ナップザックでは、工業団地は、ウェッセリングにある世界規模の施設に近く、プラスチック廃棄物のリサイクルのための追加技術を開発できます」と、LyondellBasellの循環および低炭素ソリューション担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるイヴォンヌ・ファン・デル・ラーン氏は述べています。「さまざまな技術を統合することで、この規模を拡大し、リサイクル資源や、再生可能資源から、お客様に幅広い製品を提供できるようになります。」
「統合リサイクルハブでは、ウェッセリング工場に建設する高度なリサイクルユニットの原料も同社が生産します」と、ウェッセリング・ナップザック社の暫定サイトマネージャーであるステファン・シュテンダー氏は述べています。「新しいハブは、オランダのゲリーンにある同社のメカニカルリサイクル施設とナップザックにある同社のポリプロピレンコンパウンド施設とによる相乗効果の機会も提供します。」
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