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リチウムイオンバッテリー添加剤Trinohex® Ultraが韓国でREACH認証を取得

共同通信PRワイヤー / 2024年5月2日 9時45分

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【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202405010267-O1-17g0j6Tt


ヒューストン, 2024年5月1日 /PRNewswire/ -- アセンド・パフォーマンス・マテリアルズのリチウムイオンバッテリー用電解質添加剤が韓国でREACH認証を取得し、この独自素材を利用できる地域がさらに広がりました。韓国における化学物質の登録、評価、認可に関する規則であるREACHの認可により、アセンドが米国で製造しているTrinohex Ultraは年間1,000トンまで韓国に輸入できるようになりました。


広範な特許ポートフォリオの対象となっているTrinohex Ultraは、電気自動車などに使用される高電圧リチウムイオンバッテリーの寿命を延ばし、安全性を向上させるように作られた高純度の1,3,6-ヘキサントリカルボニトリルです。カソードの周囲に保護膜を形成することで、金属イオンの溶解や電解質の分解を防ぎ、より安全で長持ちするバッテリーを実現します。


また、電圧が高くなることで、電気自動車の充電時間が短縮され、航続距離が延長します。ただし、アセンドのサステナブルスペシャリティーズ部門のビジネスディレクター、Dave McNeece氏によると、電圧が高くなれば、分解や劣化が早まり、遷移金属が増加し、最終的にはアノード汚染が発生する可能性も高まります。


「バッテリー製造業者にとって、信頼性の高い性能を高電圧で達成するのは難事業でした」とMcNeece氏は述べています。「Trinohex Ultraは、電圧安定性を全体的に高めて遷移金属イオンの悪影響を緩和するため、セル製造業者は電圧目標を達成し、セルの全体的な性能を向上させながら、サイクル寿命を延ばすことができます。」


Trinohex Ultraは、第三者機関による試験で、カソードおよび電解質の複数の化学的性質に対して優れたカソード保護を実証しました。このカソード保護により、有害ガスの発生が30%減少し、特に過酷な条件下で性能が長持ちすることが示されています。


「韓国は、世界のEVバッテリーの5分の1以上を生産しています」とMcNeece氏は語ります。「今回の認可で輸入量が拡大すれば、バッテリー製造業者が次世代のバッテリー技術を用いて性能低下のない革新的なバッテリーを開発する上で、私たちは彼らをより強くサポートできるようになります。」

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