革新的な触媒を用いた環境に優しいフロー合成技術の開発
共同通信PRワイヤー / 2024年6月27日 14時0分
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今後の予定
今後は本研究で開発した多段階連続生産フロープロセスのスケールアップによる、機能性化学品の大量合成の実証や実生産による社会実装を目指します。また本研究で見いだした、触媒中の金属の組み合わせで反応活性や選択性が制御可能な二元金属ナノ粒子触媒構築法を、他の触媒的有機合成反応開発に展開します。
論文情報
掲載誌:ACS Catalysis
論文タイトル:Selective Hydrogenation of Quinizarins to Leuco-quinizarins and Their Direct Derivatization Using Flow-Batch-Separator Unified Reactors under Continuous-Flow Conditions
著者:Hiroyuki Miyamura, Aditya Sharma, Masakazu Takata, Ryosuke Kajiyama, Shū Kobayashi, Yoshihiro Kon
DOI:10.1021/acscatal.4c02955
参考文献
1. N. Toshima, T. Yonezawa, New J. Chem., 1998, 22, 1179-1201.
2. H. Miyamura, R. Matsubara, S. Kobayashi, Chem. Commun., 2008, 2031-2033.
3. K. Kaizuka, H. Miyamura, S. Kobayashi, J. Am. Chem. Soc., 2010, 132, 15096-15098.
4. J.-F. Soule, H. Miyamura, S. Kobayashi, J. Am. Chem. Soc., 2011, 133, 18550-18553.
5. T. Yasukawa, H. Miyamura, S. Kobayashi, J. Am. Chem. Soc., 2012, 134, 16963-16966.
用語解説
金属ナノ粒子
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