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温水洗浄便座は“電気製品”なんです! ~経年劣化、故障放置による事故に注意~

共同通信PRワイヤー / 2024年7月25日 11時0分


 


 


 


 


 


 


1.事故の発生状況

 NITEに通知された製品事故情報のうち、温水洗浄便座の事故発生状況を以下に示します。


1-1. 年別の事故発生件数及び被害状況

 2014年から2023年までの10年間に発生した温水洗浄便座の事故69件について、年ごとの事故発生件数及び被害状況(※2)を図1に示します。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407234021-O11-Wn7BVlNK

        図1 温水洗浄便座の年別・被害状況別の事故件数

(※2)物的被害(製品破損または拡大被害)があった場合でも人的被害のあったものは、人的被害に区分している。

(※3)製品本体のみの被害(製品破損)にとどまらず、周囲の製品や建物などにも被害を及ぼすこと。


1-2.製造からの年数別の事故件数

 温水洗浄便座の事故69件について、製造からの年数(※4)別の事故発生件数を図2に示します。製造から10年以上経過した製品での事故がおよそ8割を占めています。住宅設備の一部と認識され、極力長く使うという意識が働いていることが考えられます。また、温水洗浄便座の普及率の向上に伴って、市場残存台数は年々増加しており(別紙1参照)、今後も製造から長期間経過した製品による事故が懸念されます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407234021-O14-6P5iVu13

        図2 製造からの年数別の事故発生件数


(※4)製造年が不明の場合は、製造・輸入の開始年を基準として年数をカウント。なお、製造年、製造・輸入の開始年がいずれも不明の場合は、被害者の使用期間から判断した。


1-3. 事故分類別の事故件数

 温水洗浄便座の事故69件について、事故分類別の事故発生件数を図3に示します。故障を放置して使用し続けたり、長年期間使用で内部部品が経年劣化したりなど、「長く使おうとしたことによる事故」が約4割(25件)に上ります。また、「製品の不具合による事故」は、主にリコール対象製品による事故となっています。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407234021-O12-O18rx6n2

                 図3 事故分類別の事故発生件数

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