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温水洗浄便座は“電気製品”なんです! ~経年劣化、故障放置による事故に注意~

共同通信PRワイヤー / 2024年7月25日 11時0分

 店舗で温水洗浄便座を焼損する火災が発生した。

【事故の原因】

 従業員は毎日、強酸性の洗剤を用いて清掃を行っていたこと、便座内部から塩素を含む強酸性の洗剤が検出されたことから、不適切な清掃方法により洗剤が浸入して内部部品の腐食が進み、さらに便座着座時の外力が繰り返し加わったことでヒーター線が断線し、事故に至ったものと考えられる。

 なお、取扱説明書には、「洗浄ノズルや、本体等のプラスチック部分の手入れをするときは、薄めた台所用洗剤(中性)を使用し、トイレ用洗剤、住宅用洗剤等は使用しない。」旨、記載されていた。

SAFE-Lite検索キーワード例】

 温水洗浄便座、洗剤


 

3.気を付けるポイント

異常や故障がないか確認する。もし異常や故障に気付いたら使用を中止する。

 温水洗浄便座は電気製品であるため、異常や故障を放置して使用し続けていると発火し、火災につながるおそれがあります。異常や故障が無いか、チェックポイントで定期的に点検しましょう。特に、製造から長期間経過している製品は、部品の劣化が進んでいることが考えられるため、より注意が必要です。

 もし、異常や故障に気付いたら、直ちに止水栓を閉めて電源プラグを抜き、使用を中止してください。その後、お買い求めの販売店や工事店、メーカーに相談してください。

 なお、一般社団法人日本レストルーム工業会は、10年以上使用している製品について、点検と買い換えの検討を推奨しています。


      温水洗浄便座の異常や故障のチェックポイント

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407234021-O20-Mlfkv6yM

           もし異常や故障に気付いたら…


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407234021-O6-lx9Q7D6W


洗剤を使用する際は、正しいお手入れ方法を確認する

 誤った方法によるお手入れを繰り返していたことで、温水洗浄便座内部に洗剤や洗剤から発生したガスなどが浸入して事故につながったケースがあります。洗剤を使ったお手入れの際は、温水洗浄便座に洗剤を直接吹きかけたり、便器鉢内に洗剤を放置したりしないようにしましょう。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407234021-O8-1gsk6Kjg

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