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メナリーニ、ヘテロ接合性家族性高コレステロール血症患者におけるオビセトラピブの有効性、安全性、忍容性を評価するピボタル第3相BROOKLYN臨床試験の肯定的なトップライン・データを発表

共同通信PRワイヤー / 2024年8月1日 9時54分


「BROOKLYN試験のデータにより、すでに複数の脂質低下療法を受けているHeFH患者のLDL-Cを、オビセトラピブは大幅に低下させられることが確認されました。今回の結果には、とても勇気づけられます。治療が難しい患者集団に対し、有効性の高い新たな経口治療の選択肢が得られる可能性があることを示唆しているのですから」と、モナッシュ・ビクトリアン心臓研究所所長、モナッシュ大学心臓病学教授であり、オビセトラピブ開発プログラム全体の主任研究者でもあるStephen Nicholls教授(M.B.B.S.、Ph.D.)は述べています。


「ヘテロ接合性家族性高コレステロール血症(HeFH)は、世界中で250人に1人が罹患しており、多くの場合、一般集団よりも若い年齢で脳卒中、心筋梗塞、死亡などを引き起こす主要な心血管疾患のリスクを増大させます。リスク増大の原因がLDL-Cレベルの上昇であることは広く認識されていますが、現在の治療の選択肢にもかかわらず、多くのHeFH患者は、ガイドラインで推奨されているLDL-Cレベルを達成できません」とファミリー・ハート財団の創設者兼CEOであるKatherine Wilemon氏は述べています。「HeFH患者の治療は困難であり、LDL-Cレベルを抑えるために複数の治療が必要になることがよくあります。今回の結果と、有効な経口治療の選択肢が増える可能性に、私たちは大いに勇気づけられています。」


「心血管疾患(CVD)は世界中の死因で上位に位置する病気であり、推定1,790万人が毎年死亡しています。脂質低下療法が普及しているにもかかわらず、CVD関連の死亡者数は増加しており、患者のLDL-C値は目標値を上回ったままです。患者とその医師には、追加の選択肢が必要です。オビセトラピブが、困難な患者集団に対して1年間にわたりLDL-Cを大幅に低下させる能力があることをBROOKLYN試験で確認でき、私たちは大変嬉しく思っています。これは、欧州のHeFHコミュニティに、心血管疾患と闘うためのクラス初の経口CETP-iを提供するという当社の取り組みにおける重要な節目です。この取り組みは、30年以上にわたる当社の使命でもありました」とメナリーニ・グループの最高経営責任者、Elcin Barker Ergun氏は述べています。 


ピボタル第3相BROOKLYN臨床試験のデザイン

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