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ギリアド、広範にわたる革新的なHIV治療ポートフォリオおよびパイプラインに関する研究データを発表

共同通信PRワイヤー / 2024年8月9日 11時0分

2024年8月9日

ギリアド・サイエンシズ株式会社


 

 ギリアド、広範にわたる革新的なHIV治療ポートフォリオおよびパイプラインに関する研究データを発表

―新たな5年間の臨床データおよびリアルワールドデータが、併存疾患を有する患者さんを含む多様なHIV陽性者に対する長期の治療選択肢として、ビクタルビ(R)をさらに支持―  ―開発中のさまざまな投与方法(1日1回、週1回、および年2回投与)の薬剤により、HIV治療における選択肢の拡充、公衆衛生の向上、およびアンメットニーズの解消を目指す―


ギリアド・サイエンシズ(本社:米カリフォルニア州フォスターシティ、ナスダック:GILD、以下「ギリアド」)は7月25日、さまざまな投与方法の広範にわたる開発中の薬剤および上市薬を含む、革新的なHIV治療ポートフォリオおよび研究パイプラインから得られた重要データを発表しました。25回国際エイズ会議(AIDS 2024)で発表された結果には、HIV治療におけるアンメットニーズ解消を目的に、人を中心とした薬剤開発戦略に重点を置いたポートフォリオおよび将来を見据えたパイプラインが反映されています。


ギリアドのウイルス領域責任者で、上級副社長のジャレッド・バーテン(Jared Baeten, MD, PhD)は、次のように述べています。「ギリアドの全てのHIV治療研究の中心には人々がいます。私たちは、現在の治療選択肢の効果を最大限にするための研究や将来に向けた治療選択肢の開発を通じて、HIV陽性者を生涯にわたりサポートすることを目指しています。持続的なウイルス抑制は、HIVのケア・治療における主要なゴールであり、それによりHIV陽性者がより長く、より健康的な生活を送ることができ、ウイルスが検出されなければ、パートナーへのウイルス感染リスクを排除することができます。長期的な治療ゴールの達成には、一人一人が自身に適した治療により長期にわたる効果を得るための厳格なイノベーションが必要です」


ビクタルビの5年間のデータにおいて、ヒスパニック/ラテン系のHIV陽性者で高いウイルス学的抑制率の維持を示す

AIDS 2024で発表された新たな研究では、頻繁に、健康アウトカムの格差を経験し、HIV臨床試験の対象にならないことが多い、ヒスパニック/ラテン系のHIV陽性者において、ビクタルビ(ビクテグラビル50 mg/エムトリシタビン200 mg/テノホビルアラフェナミド25 mg錠(B/F/TAF))の持続性および長期の安全性プロファイルが示されました。具体的には、サブグループ解析の結果から、5年時点で、ビクタルビによる治療はおおむね忍容性が良好で、高いウイルス学的抑制を維持したことが示されました。欠損値を除外した(Missing=Excluded: M=E)解析によると、240週の時点で、ヒスパニック/ラテン系のHIV陽性者の100%、および非ヒスパニック/ラテン系のHIV陽性者の98.1%が、ウイルス量検出限界以下およびウイルス量50 copies/mL未満を維持していました。試験治療下での薬剤耐性の発現は認められませんでした。ビクタルビを評価する本解析には、144週間の無作為化期や96週間の非盲検継続投与期にビクタルビによる治療を開始されたヒスパニック/ラテン系のHIV陽性者を対象とした、2つの第III相無作為化試験(Study 1489およびStudy 1490)の統合解析が含まれます。

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