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ギリアド、広範にわたる革新的なHIV治療ポートフォリオおよびパイプラインに関する研究データを発表

共同通信PRワイヤー / 2024年8月9日 11時0分


結果によると、ビクタルビへの切り替え2年後の有効性は高く、M=E解析によると、96%(315/328)のHIV陽性者が検出限界以下である50 copies/mL未満のウイルス量を維持していました。24カ月時点のウイルス抑制率は、切り替え時の年齢、性別および人種に関わらず類似しており、いずれのサブグループも93-100%の範囲でした。HIVSTQcスコアに基づく患者報告治療満足度は1年を通して上昇しました。試験治療下でのビクタルビに対する薬剤耐性の発現は、切り替え後24カ月を通して、認められませんでした。


BICSTaR試験の本解析における対象者は401名で、年齢の中央値は56歳、男性が86%、白人が81%、65歳以上が18%でした。最もよくみられたベースライン時の併存疾患は、心血管系(48%)、代謝・栄養障害(48%)、感染症(34%)および精神疾患(34%)で、22%は5つ以上の併存疾患を有していました。ビクタルビへの切り替えの忍容性はおおむね良好でした。治療薬と関連のある有害事象(TRAE)がHIV陽性者の13%(54/401)に発現し、うち0.2%(1/401)は重篤なTRAEでした。TRAEにより中止したHIV陽性者は7%(27/401)でした。ビクタルビに切り替えたHIV陽性者は、臨床的に安定しており、脂質、肝臓および肝臓の数値に重大な悪化は認められませんでした。


AIDS 2024で発表されたデータは、複数の第III相試験で得られたデータを補完するものであり、ビクタルビの持続的な有効性、安全性プロファイルおよび高い耐性バリアを示すものです。


1日1回経口投与のビクテグラビルとレナカパビルの併用療法が持続的なウイルス抑制を示す

ARTISTRY-1試験(NCT05502341)は、主に薬剤耐性歴により、ウイルス学的抑制を維持するために複雑な治療レジメンを必要とするHIV陽性者を対象に、開発中のインテグラーゼ阻害剤(INSTI)のビクテグラビルとファースト・イン・クラスのカプシド阻害剤のレナカパビルの1日1回投与の併用療法と、既存の治療を比較する、現在進行中の非盲検、多施設共同、第II/III相試験です。服薬のしやすさやアドヒアランス向上を理由として、シングルタブレットレジメンがHIVの標準治療となっていますが、最大8%のHIV陽性者が、複雑な治療レジメン(1日に2錠以上と定義)を受けていると推定されています。

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