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災害時にも活躍する携帯発電機やポータブル電源の事故と 停電復旧後の通電火災に注意!

共同通信PRワイヤー / 2024年8月27日 14時0分

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408265353-O10-S3r5Mdc6

  出典:経済産業省ウェブサイト

https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/citygas/kouhou/insyokuten.pdf


(参考) 携帯発電機の事故事例

①   事故発生年月日 2018年9月8日(北海道、50歳代・男性、死亡)

 ※北海道胆振東部地震発生後事故

【事故の内容】

 一酸化炭素中毒により1名が死亡し、現場に家庭用の携帯発電機があった。

【事故の原因】

 取扱説明書には、「排ガス中毒のおそれがあるため、排ガスがこもる場所で使用しない。排ガスは一酸化炭素などの有害成分を含んでいる。」旨、記載されていたにもかかわらず、停電時に携帯発電機を換気の不十分な屋内で使用したため、排ガスが滞留し、一酸化炭素濃度が上昇して事故に至ったものと考えられる。


②   事故発生年月日 2020年9月7日(鹿児島県、1名死亡、2名重症)

 ※令和2年台風10号発生後事故

【事故の内容】

 一酸化炭素中毒で1名が死亡、2名が重症を負い、現場に家庭用の携帯発電機があった。

【事故の原因】

 当該製品に異常は認められず、換気が十分に行えない屋内で使用したため、排ガスにより屋内の一酸化炭素濃度が上昇し、一酸化炭素中毒になったものと推定される。なお、本体及び取扱説明書には、「排ガス中毒のおそれあり。」、「屋内など換気の悪い場所で使用しない。」旨、記載されている。


(2)ポータブル電源の事故

ア ポータブル電源とは

 リチウムイオン電池などの充電式電池を内蔵した大容量かつ可搬型の蓄電装置で、交流100V出力に対応するなどしたものがいわゆるポータブル電源と呼ばれています。

イ 使用時の注意点

 蓄電池にリチウムイオン電池を使用しているポータブル電源は、モバイルバッテリーと同様の注意が必要と考えられます。一般的に総エネルギー量が大きい製品は、事故発生時の発熱量も大きくなるため、大容量のポータブル電源はより注意が必要です。

以下の注意点に従って、安全に使用してください。

【ポータブル電源使用時の注意点】

・ 落としたりするなど衝撃を与えないようにしてください。もし、強い衝撃を与えてしまった後、発熱、変形などの異常を感じた場合は、使用を中止して製造・輸入・販売事業者の修理窓口に相談してください。

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