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災害時にも活躍する携帯発電機やポータブル電源の事故と 停電復旧後の通電火災に注意!

共同通信PRワイヤー / 2024年8月27日 14時0分

・ 高温環境下での使用は控えてください。また、長期間使用しない場合は、箱に入れて直射日光が当たらない冷暗所に保管しましょう。

・ 屋外では、防水・防塵性能を有する製品の使用を検討しましょう。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408265353-O3-7P4f66LY

                  図3 ポータブル電源の例


(参考) ポータブル電源の事故事例

①   事故発生年月日 2022年3月27日(宮城県、拡大被害)

【事故の内容】

 ネット通販で購入したポータブル電源を充電中、ポータブル電源付近から異音がして出火し、周辺を焼損した。

【事故の原因】

 焼損が著しく、詳細な使用状況等が不明であり、原因の特定には至らなかったが、当該製品は屋外に置かれていた。風雨があたらないよう別途用意した樹脂製ケースで覆われていたが、覆いが不十分な状態であったため、雨水等が浸入して短絡が生じ、内蔵のリチウムイオン電池セルが異常発熱して出火した可能性が考えられる。


②   事故発生年月日 2022年8月5日(東京都、拡大被害)

【事故の内容】

 車両内で当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。

【事故の原因】

 焼損が著しく、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかったが、当該製品は卸売市場での夜間業務の照明機器用電源として、週3回、屋根のない屋外で使用されていたため、内蔵のリチウムイオン電池セルが異常発熱して出火した可能性が考えられる。

    

携帯発電機やポータブル電源の中にはリコール品もあります。使用前には、メーカーからのお知らせやリコール情報を確認するようにしましょう。

【参考:リコール検索サイト】

○消費者庁リコール情報サイト(https://www.recall.caa.go.jp/

○(独)製品評価技術基盤機構NITE SAFE-Lite (https://safe-lite.nite.go.jp/


3 停電復旧後の通電火災について

(1)通電火災とは

 自然災害に伴う停電の復旧後、可燃物が接触した状態の電熱器具や水没したり部品が破損したりした電気製品に電気が流されることに伴い発生する火災のことをいいます。

(2)通電火災の注意点

 地震や大雨等に伴い、自宅に置いてある電気製品が浸水などによって損傷することが考えられます。また、停電復旧後に電気ストーブ等の電熱器具が意図せず作動することで、付近のタオル等の可燃物に引火し、火災につながるおそれもあります。

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