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災害時にも活躍する携帯発電機やポータブル電源の事故と 停電復旧後の通電火災に注意!

共同通信PRワイヤー / 2024年8月27日 14時0分

以下の注意点に従って、通電火災を起こさないよう対策を取ってください。

【通電火災を防ぐための注意点】

・地震が発生した際に可燃物が散乱しないように、家具はできるだけ壁に固定しましょう。あわせて、電気ストーブ等の電熱器具の周辺に可燃物を置かないように日頃から意識しましょう。

・ 自宅から避難する際に時間的な猶予がある場合は、停電復旧時に異常のある製品に通電されることによる事故を防ぐため、分電盤のブレーカーを切ってください。日頃から分電盤の位置や操作方法を確認しておきましょう。

・ 停電復旧時における意図しない作動による火災を防ぐため、特にヒーターを内蔵した電気ストーブ等の電熱器具は、停電時には電源プラグをコンセントから抜きましょう。

・ 停電復旧後、浸水などによる被害を免れた製品を使う際は、機器などの外観に異常がないか(電源プラグやコードに損傷はないか、製品に焦げた痕はないか、など)を確認の上、分電盤のブレーカーを入れ、機器の電源プラグを1台ずつコンセントに差し、様子を確認しながら使用しましょう。異音や異臭がする場合は、必ず使用を中止し、メーカーや販売店に相談してください。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408265353-O11-Z8d5dY4g

 地震後の停電時                          通電開始

         図4 電熱器具の意図しない作動による通電火災のイメージ

 (地震時に可燃物が飛散し、近くにあった電気ストーブに接触して発火する危険性)


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408265353-O12-fHSv3iQf

(水に濡れた電気製品の内部には、水分が残っていたり、泥や塩分などの異物が付着していたりすることがあるため、通電時に電気回路基板から発火するおそれがある。)

 

(参考) 通電火災及び損傷した電気製品の事故事例

①   事故発生年月日 2016年7月3日(兵庫県、20歳代・男性、拡大被害)

 【事故の内容】

 停電復旧後に電気こんろの上に置いていた電気製品を焼損する火災が発生した。

 【事故の原因】

 当該製品は、落雷による停電以前にスイッチが入った状態で切り忘れ防止機能が働いた状態であった。停電時に切り忘れ防止機能がリセットされ、停電復旧後にヒーターへの通電が再開されたため、ヒーター上に置かれていたほかの電気製品が焼損したものと考えられる。なお、取扱説明書及び本体には、「ヒーターの上に可燃物を置かない。」、「使用後は火力調整つまみの「切」を確認する。」旨、記載されている。

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