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スポーツマネジメント研究所 2024パリ五輪の総括と2028ロス五輪への期待に関するアンケート調査結果

共同通信PRワイヤー / 2024年8月28日 13時0分


1-1.MVP(10票以上獲得した選手)

 最多得票は、日本代表最多の4個のメダル(金メダル3、銅メダル1)を獲得した体操男子の岡慎之助選手でした。主にメダリストが名を連ね、基本的には実績重視の傾向が読み取れます。非メダリストとしては団体種目の中心選手だった、バレーボール男子のキャプテン石川祐希選手、バスケットボール男子のポイントガード河村勇輝選手が票を集めました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408285507-O5-zf43gjh7


1-2.MIP(10票以上獲得した選手)

 最多得票は、陸上競技フィールド種目における日本女子初の金メダルに輝いた北口榛花選手でした。MVPでは10票以上獲得した選手が11名に絞られましたが、MIPでは16名に票が分散する結果となりました。MVPとの比較では、阿部詩選手、森秋彩選手、吉沢恋選手、小久保玲央ブライアン選手、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手が加わりました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408285507-O6-ZO3tsw31


1-3.活躍満足度(100票以上獲得した選手)

 活躍満足度調査は、複数回答可(該当する選手全員)としている点がMVP・MIP調査との大きな違いです。

 最も票を集めたのは卓球女子シングルスで銅メダル、女子団体で銀メダルを獲得した早田ひな選手でした。団体戦でともに活躍した張本美和選手、平野美宇選手も上位にランクインしました。体操も男子団体で岡慎之助選手とともに2大会ぶりの金メダル奪還に貢献した、最終演者の橋本大輝選手と第一演者の萱和磨の名前も見えます。

 メダル獲得はならなかったものの、バレーボール男子において石川選手とともに活躍した西田有志選手と髙橋藍選手、キャプテンとしてバレーボール女子チームをけん引してきた古賀紗理那選手、日本選手初となる五輪100メートルでの9秒台をたたき出したサニブラウン選手などの活躍も高く評価されていることがうかがえます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408285507-O7-eQjDzw41


1-4.知名度向上(上位10選手)

 質問①の選手認知率を「知名度」と定義し、事前調査の同質問とのポイント差を集計しました。上位10選手は事後調査における知名度が全員15%を超えていますが、事前調査においてその基準を満たしていた選手は、サニブラウン選手と北口選手の2名だけでした。サニブラウン選手以外は全員がメダリストであり、特に金メダルを3個獲得した岡選手が圧倒的な1位となっていることから、2024パリ五輪での活躍とりわけメダル獲得が知名度アップの決め手になっていることが実証されました。

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