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ヒト常在菌の個別解析、新時代へ

共同通信PRワイヤー / 2024年10月3日 12時0分


※7 ファージ:

細菌に感染するウイルスの一種で、バクテリオファージとも呼ばれます。ファージは細菌に感染する際に、時として細菌のDNAの一部を別の細菌に運ぶ「運び屋」となることがあります。このプロセスを介して、抗生物質耐性遺伝子などの重要な遺伝情報が細菌間で伝達されることがあります。本研究では、ファージを介した遺伝子伝達の実態を、個々の細菌レベルで観察することができました。


※8 SAG-gel・bit-MAP:

本研究で用いられた新しいシングルセルゲノム解析手法です。SAGはSingle Amplified Genome(単一増幅ゲノム)の略です。この技術では、個々の細菌をゲル中に封入し、その中で細菌のDNAを増幅・解析します。これにより、高い精度で多数の細菌を同時に分析することが可能になりました。従来の手法では困難だった希少な細菌種の検出や、個々の細菌が持つ遺伝子の詳細な分析が実現し、マイクロバイオーム研究に革新をもたらしています。


(8)論文情報

雑誌名:Microbiome

論文名:A Single Amplified Genome Catalog Reveals the Dynamics of Mobilome and Resistome in the Human Microbiome

執筆者名:Tetsuro Kawano-Sugaya1† , Koji Arikawa1,2†, Tatsuya Saeki1, Taruho Endoh1, Kazuma Kamata1, Ayumi Matsuhashi1 and Masahito Hosokawa1,2,3,4,5*

1. bitBiome株式会社

2. 早稲田大学 先進理工学研究科

3. 産総研・早大 生体システムビッグデータ解析オープンイノベーションラボラトリ

4. 早稲田大学 ナノライフ創新研究機構

5. 早稲田大学 先進生命動態研究所

掲載日時(現地時間):2024年10月2日

DOI:https://doi.org/10.1186/s40168-024-01903-z


(9)研究助成

研究費名:(公財)東京都中小企業振興公社 新製品・新技術開発助成事業

研究課題名:AI時代に向けた疾患特有の微生物データベースの開発

研究代表者名(所属機関名)bitBiome株式会社


関連URL:https://kyodonewsprwire.jp/release/202410027513

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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