電通、「食生活に関する生活者調査2024」を実施
共同通信PRワイヤー / 2024年10月30日 13時15分
④「ヴィーガン」「グルテンフリー」の認知率は8割を超え、「完全栄養食」の認知率も8割に迫る。
・「ヴィーガン」について認知している人(「内容について理解していて、かつ自身の生活に取り入れている」「内容について理解している」「言葉は聞いたことがある」の合計)は、85.1%。「グルテンフリー」について認知している人は84.0%で、「ヴィーガン」とともに認知率は8割を超える。また、「完全栄養食」について認知している人は74.8%と、8割に迫っている。【図表10】
・一方で、植物性の肉(大豆ミートなど)を食べたい人(「A(植物性の肉を食べたい)に近い」「どちらかというとAに近い」の合計)は、4割弱(37.8%)。2022年(45.9%)、2023年(41.6%)と直近3年間で8.1
ポイント減少。【図表11】
【図表10】「ヴィーガン」「グルテンフリー」「完全栄養食」の認知率
Q.以下の食に関わる言葉について、自身の関わり方として当てはまるものをお知らせください。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410298983-O12-2hCeXGb3】
【図表11】「【A】植物性の肉(大豆ミートなど)を食べたい」人の割合の推移
Q.あなたの食生活の傾向や実態、食事に対する意識はA⇔Bのどちらに近いですか。それぞれ、当てはまるものをお知らせください。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410298983-O13-35g08F2T】
【電通 食生活ラボ 調査担当者の解説】
今回の調査では、料理の手間、食を通したコミュニケーション、食の志向などに関する生活者の変化が見えてきました。まず、料理を面倒に感じる人が約6割という結果が浮き彫りになりました。以前よりも出社頻度が高まる傾向にある中で、買い物や料理に割く時間が限られていることや、物価が高騰し、これまで身近に購入していた好みの食材を買いづらくなっている背景を踏まえると、「我が家の味」が前年に引き続き減少傾向にあることもうなずくことができます。昨今、「無限漬け」「食材ひとつレシピ」といったレシピが数多く紹介されたり、「ズボラ飯」に関するインフルエンサーが人気を集め、調理の時短術への注目度が高まっていることや、時短で簡単にさまざまな料理を作れる「メニュー用調味料」、洗い物が少なくて済み、種類も豊富な「ミールキット」などへの支持が高まっていることは、現代の生活者の食生活事情を映し出しているのではないでしょうか。
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