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『第15回 歯科プレスセミナー』を開催

共同通信PRワイヤー / 2024年11月6日 15時0分


基調講演では、歯科医師数が減少し、地方では無歯科医地区が増加していることが報告され、歯科医療提供の体制維持の重要性が語られました。パネルトークでは、地域に根差した医療に取り組む歯科医師3名に、地方ですでに進行している歯科医師不足の実態や課題点についてお話しいただくとともに、これから更なる普及が期待される訪問歯科診療や、次世代の人材確保に向けた意見交換を行いました。


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左:基調講演(恒石 美登里氏)


右:パネルトーク(左から櫻井 孝、岩井 宏之 氏、澄川 裕之 氏、渋谷 昌史 氏)


 


 


<開会の挨拶> 


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本セミナーの冒頭で当協会会長・羽村 章が登壇し、開会の挨拶を行いました。今回のセミナーのテーマになっている「歯科医師の不足と偏在化」が生じた背景として、2006年当時の厚生労働大臣と文部科学大臣間の歯科医師養成数抑制に関する確認書による「歯科医師国家試験合格者数と歯学部入学定員の抑制措置」の影響があることを説明しました。そして、日本全国、どこに住んでいても、良質な歯科医療を受けることができ、長生きができるような国にするために、「歯科医師国家試験を競争試験から本来の資格試験に戻すことと歯学部入学定員抑制措置の見直し・撤廃を、日本私立歯科大学協会を代表して、強く、政府に要望する」と話しました。そして、国民の皆様が安心して歯科医療が受けられるよう、私立歯科大学は引き続き優秀な歯科医師の養成に努めていく意向を伝えました。


 


<ビデオメッセージ> 


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411069440-O6-DG48z1y8


本セミナーの開催にあたり、公益社団法人 日本歯科医師会 会長 高橋 英登氏のビデオメッセージが上映されました。


高橋氏は、冒頭で「日本の歯科界は変革期にある」と語り、2022年の調査で歯科医師数が減少に転じたことや、ご高齢の歯科医師の離職、歯科医療提供の地域偏在と無歯科医地区の増加、歯科医師を目指す若者の減少といった問題点を指摘し、国民の歯科医療が守れなくなることへの危機意識を示しました。このような状況に対応するため、日本歯科医師会は歯科大学との協議の場を設けるなどの取り組みを進めており、若い人たちが夢を持って歯科医師を志していただけるよう、国民から評価される歯科界を作るために努力をしていく方針を伝えました。

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