『第15回 歯科プレスセミナー』を開催
共同通信PRワイヤー / 2024年11月6日 15時0分
<基調講演>
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104318/202411069440/_prw_OT1fl_v1kGs6Gh.png】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411069440-O8-R8fj8P31】
歯や口腔の健康は、認知症をはじめとするさまざまな全身疾患に影響を与える。健康な歯を残しオーラルフレイルを防ぐことで、健康寿命延伸に貢献が可能
歯科では、8020運動に加えてオーラルフレイル対策に取り組んでいる。なかでも8020運動は年々達成率が上昇しており、2016年には51.2%に達した。
歯の健康はさまざまな疾患に影響することが近年の研究で判明しており、例えば、歯数・義歯使用と認知症発症に関係があり、歯を失い義歯を使用していない場合は認知症発症リスクがわずか4年間で1.9倍になる。また、医療費の面から見ても、歯が残っている人ほど医科医療費が少ない傾向にあることがわかっている。歯科医療は、国民の健康寿命の延伸に貢献するものであり、今後は介護状態になる原因疾患の第一位である認知症や脳血管疾患、骨折・転倒の予防を視野に入れた医療提供が重要になると考える。
日本の歯科医師の数は約10万5,000人で、過去40年で初めて減少に転じた。歯科診療所の開設者または法人の代表者の数が減少し、勤務医の歯科医師が増加
2022年の「医師・歯科医師・薬剤師統計」によると、歯科医師数は105,267人で、2020年と比較して2,176名(約2.0%)の減少となった。1982年の集計開始以降、歯科医師数は増加し続けており、減少に転じたのは今回が初である。また歯科診療所数は2016年の6万8,940カ所をピークに減少傾向にある中で、今回の統計では、歯科診療所の開設者または法人の代表者の数が5万6,767名で、2020年と比較して2,100名減少していていることが判明した。なかでも73~75歳の年代での減少が顕著であった。一方、診療所の勤務者数は568名の増加となった。歯科医師を性別で見ると、女性の歯科医師数は増加傾向にある。女性は開設者よりも勤務者が多いことが特徴で、女性の歯科医師が働きやすい環境づくりも今後の課題の一つである。
歯科診療所の減少とともに、次世代への継承も課題になっており、歯科診療所の開設者に将来の継承の予定について尋ねた調査(地域包括ケアシステムにおける「かかりつけ歯科医師が果たす今後の働き方等」)では、約9割が「候補者はいるが不明、予定なし」と回答している。
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