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ギリアド、革新的なHIV治療ポートフォリオとパイプラインの研究データを発表、科学的リーダーシップを強調

共同通信PRワイヤー / 2024年11月28日 11時0分


BICSTaR(NCT03580668)試験は、未治療(TN)および治療歴のある(TE)HIV陽性者を対象に、通常の臨床現場におけるビクタルビによる治療の有効性、安全性、忍容性、および患者報告アウトカム(PRO)を評価する、国際共同、前向き、観察、単群、非比較の2年間コホート試験です。本試験には、12カ国から2,379名のHIV陽性者が登録されています。BICSTaR試験に登録されているHIV陽性者の中には、ベースライン時の併存疾患の有病率が高い被験者が含まれています。


1つ目の発表では、カナダ、フランス、ドイツからBICSTaR試験に参加した被験者の4年間の結果が報告されました。ビクタルビは、引き続き、実臨床で高い有効性と忍容性を示し、TN被験者において、PROのある程度の改善が認められたケースもありました。4年時点で、TN被験者では全般的な症状が改善し、TE被験者では症状が安定していました。同様に、精神的サマリースコアは、TN被験者では改善が認められ、TE被験者では安定していました。4年時点で、ビクタルビは、高いウイルス学的抑制を維持し、それぞれTN被験者では98%、TE被験者では97%(HIV-1 RNA <50 copies/mL)でした(欠損値を除外した解析)。


試験治療下でビクタルビに対する薬剤耐性は報告されていません。被験者全体のうち、7%が薬剤関連有害事象(DRAE)により投与を中止しましたが、最も多く報告された事象は体重変化で、4%の被験者のみに認められました。DRAEおよび重篤なDRAEが、それぞれTN被験者の17%と0%、TE被験者の14%と0.3%に認められました。


BICSTaR解析の2つ目の発表は、ビクタルビにスイッチしたTE被験者(n=1,496)の24カ月にわたる自己申告による治療アドヒアランスに重点を置きました。ベースライン時および24カ月時のいずれにおいても、アドヒアランススコアの中央値は高く、それぞれ95%と97%でした。報告された過去30日間の服用忘れの平均回数は少なく、1回未満でした。軌跡解析では、ほとんどの被験者が「ほぼ完璧」からやや高いアドヒアランスを示し、時間が経過しても安定していました。2つの小規模なグループにおいては、ビクタルビへの切り替え後、初めはアドヒアランスが高かったが次第に低下、または初めは低かったが次第に上昇しました。上記2つの小規模なグループにおいてアドヒアランスの変化が認められた被験者数については、所見の解釈に注意が必要であることを意味しています。

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